貴腐ワイン&アイスワイン
非常に高価な貴腐ワイン・アイスワインですが、単に糖度が高いだけでなく、その官能的な味わいは一度飲んだら忘れられない甘口ワインの極致と言えます。
その希少性も相まって値段は高騰しています。しかしそれに見合う素晴らしい品質の極甘口ワインが貴腐ワインとアイスワインなのです。
数あるワインの中から、高品質で、しかもお客様から指示され続けている世界各国の「極甘口ワイン」を長年の経験の中から厳選して取り扱っています。
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貴腐ワイン・アイスワインの楽しみ方
1.良く冷やしてお飲みください。
ワインはタイプによってお飲み頂く温度が様々です。赤ワインなら13℃~18℃が適温ですが、軽い赤ワインは低めの温度で(13℃~16℃)濃厚な赤ワインはやや高めの温度(15℃~18℃)がお勧め温度です。白ワインは5℃~12℃で、爽やかで軽快な白ワインは5℃~10℃、ふくよかで飲み応えあるものは8℃~12℃位が適温です。
それでは貴腐ワイン・アイスワインなどの極甘口ワインはどうでしょうか?
白ワインの軽快なタイプと同様に5℃~10℃位が飲み頃温度です。冷やせば冷やすほどに甘味は感じ辛くなり、酸味がより引き立ってバランス良く感じます。
ただしその複雑な風味が冷やしすぎると失われてしまいますので、複雑味を伴った甘味を優先すれば冷やし過ぎないことも重要です。お好みに合わせて5℃~10℃の温度でお楽しみ下さい。
2.食前酒や食後酒として最適
一般的には食後にデザートワインとして楽しみます。ワイン単独であるいはデザートに合わせて、あるいは食後にチーズと合わせます。
また食前酒として極甘口ワインをよく冷やして飲むと、胃が刺激され、その後の食事が美味しく感じられます。
医学的にも白ワインに含まれる酸は食欲増進の効果があると言われています。
3.フォアグラとブルーチーズとの相性は抜群です。
フォアグラと極甘口ワインとの相性が良いと言われています。フォアグラの濃厚な旨味がワインの濃密な甘さによく合います。
またチーズとの相性もよく、特に塩気の強いブルーチーズによく合います。チーズの塩分とワインの糖分がお互いの味わいを引き立てるのです。従ってチーズ以外でも塩気の強い刺激的な料理とは大抵合うと思われます。
またデザートに合わせて、特にコクのあるチーズケーキや濃厚な甘さのあるヴァニラアイスなどとの相性は抜群です。
■貴腐ワイン&アイスワイン豆知識■
貴腐ワインとは
貴腐(きふ)ワインとは、腐敗したように見える干しぶどう状態の非常に糖度の高いぶどう、『貴腐ぶどう』から造られる最高級の甘口ワインです。
貴腐とは、白ワイン用品種のブドウに、果皮にボトリティス・シネレア菌(灰色カビ菌)が付着することにより干し葡萄状態となり、糖度が高まって、芳香を帯びる現象です。
貴腐化したブドウを「貴腐葡萄」と呼び、それを用いて造られた極甘口のワインが「貴腐ワイン」です。普通この菌は熟成途中のぶどうに付着してぶどうを腐らせてしまいます。ところが限られた地域で、一定の気象条件が整うと貴腐菌から貴腐葡萄が生まれるのです。
その条件とは、夏の間晴天の日が多く、9月から収穫するまでの間、朝もやが立ち、午後になると晴れるというものです。
限られた地域でしかも一定の気象条件でしか造られない非常に希少なワイン、だから高価なものとなるのです。
アイスワインとは
アイスワインとは、凍結した完熟葡萄から造られる非常に糖度の高い甘口ワインです。
1794年冬、ドイツのフランコニアは予想外の霜に見舞われ、放置されて凍ってしまった熟した葡萄の処分に困りました。ところがその葡萄からワインを造ったところ、甘みの強い、芳醇な香りのワインになったのです。偶然の産物、これがアイスワインの始まりです。
主な生産国のワイン法では、アイスワイン用のブドウを収穫する際の気温は-7℃を下回るべきと定められています。この温度下ではブドウ果実に含まれる水分は凍結するが、糖やその他の成分が凍結しない状態で残ります。このようなブドウを搾汁すると、水分を除いた非常に濃縮された果汁が得られます。その後、高糖度の環境に適応した特殊な酵母による長時間の発酵を経てアイスワインが出来上がります。
ブドウが完熟するのを待ち、尚且つブドウが腐る前に凍結しなくてはアイスワインにはなりません。地球温暖化の気候の中で、年々生産量は減り、さらに希少なものとなってきています。