世界三大貴腐ワイン飲み比べ3本セット
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ソーテルヌ(フランス) トカイ(ハンガリー)
トロッケンベーレンアウスレーゼ(ドイツ)
貴腐(きふ)ワインとは、腐敗したように見える干しぶどう状態の非常に糖度の高いぶどう、『貴腐ぶどう』から造られる最高級の甘口ワインです。
貴腐とは、白ワイン用品種のブドウにおいて、果皮にボトリティス・シネレア菌(灰色カビ菌)が付着することにより干し葡萄状態となり、糖度が高まって、芳香を帯びる現象です。貴腐化したブドウを「貴腐葡萄」と呼び、それを用いて造られた極甘口のワインが「貴腐ワイン」です。
普通この菌は熟成途中のぶどうに付着してぶどうを腐らせてしまいます。ところが限られた地域で、一定の気象条件が整うと貴腐菌から貴腐葡萄が生まれるのです。その条件とは、夏の間晴天の日が多く、9月から収穫するまでの間、朝もやが立ち、午後になると晴れるというものです。
限られた地域でしか造られない非常に希少なワイン、だから高価なものとなるのです。
世界三大貴腐ワインとは
貴腐ワインの中でも、フランスのソーテルヌ、ハンガリーのトカイ、ドイツのトロッケンベーレンアウスレーゼは、世界三大貴腐ワインと呼ばれています。
ソーテルヌ(Sauternes)は、フランスのAOCワインの1つで、ガロンヌ川左岸のコミューンであるソーテルヌとその北に続くボンム、フォルグ、ブレイニャック、バルザックの5つの村で生産されるセミョン種とソーヴィニョン・ブラン種のぶどうで作られる貴腐ワインです。
トカイ(Tokaj)は、ハンガリーを代表するワインです。その歴史は古く17世紀の中頃に始まり、ハンガリー国歌の歌詞にも歌われている程です。ルイ14世に“王のワイン、ワインの王”と呼ばれたことでも知られています。北の山脈が寒気をさえぎり、南から暖気が流れ込むハンガリー東北部の地形が貴腐ぶどうを熟成させ、より繊細で芳醇な風味を作り出します。
トロッケンベーレンアウスレーゼ(Trockenbeerenauslese)は、ドイツワインの最高等級のワインです。貴腐菌が発生するのに最適な天候に恵まれた年にのみ生産されるため、生産量が少なく稀少です。濃い金色に耀く甘露な一滴は世界最高のデザートワインといわれています。
一般的には食後にデザートワインとして楽しみます。ワイン単独であるいはデザートに合わせて、あるいは食後にチーズと合せます。
また食前酒として極甘口ワインをよく冷やして飲むと、胃が刺激され、その後の食事が美味しく感じられます。
医学的にも白ワインに含まれる酸は食欲増進の効果があると言われています。
また、貴腐ワインは良く冷やしてお飲みください。
ワインはタイプによってお飲み頂く温度が様々です。赤ワインなら13℃~18℃が適温ですが、軽い赤ワインは低めの温度で(13℃~16℃)濃厚な赤ワインはやや高めの温度(15℃~18℃)がお勧め温度です。白ワインは5℃~12℃で、爽やかで軽快な白ワインは5℃~10℃、ふくよかで飲み応えあるものは8℃~12℃位が適温です。
それでは貴腐ワインなどの極甘口ワインはどうでしょうか?
白ワインの軽快なタイプと同様に5℃~10℃位が飲み頃温度です。冷やせば冷やすほどに甘味は感じ辛くなり、酸味がより引き立ってバランス良く感じます。
ただしその複雑な風味が冷やしすぎると失われてしまいますので、複雑味を伴った甘味を優先すれば冷やし過ぎないことも重要です。お好みに合わせて5℃~10℃の温度でお楽しみ下さい。
フォアグラと極甘口ワインとの相性が良いと言われています。フォアグラの濃厚な旨味がワインの濃密な甘さによく合います。
またチーズとの相性もよく、特に塩気の強いブルーチーズによく合います。チーズの塩分とワインの糖分がお互いの味わいを引き立てるのです。従ってチーズ以外でも塩気の強い刺激的な料理とは大抵合うと思われます。
またデザートに合わせて、特にコクのあるチーズケーキや濃厚な甘さのあるヴァニラアイスなどとの相性は抜群です。
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