南アフリカワイン|ピノタージュを買うならここ!
南アフリカ固有のブドウ品種ピノ・タージュはピノ・ノワールとサンソーの交配種。カノンコップ、ブラハム、スピオンコップ、ロングリッジ、ライクスからデイビット&ナディアまで。訪問したワイナリーは約50軒!現地で吟味したコスパに優れた安心ワインをお届けします。
南アフリカのケープタウン周辺の西ケープ州は四季があり、ワイン王国フランスの気候によく似ています。
西ケープ州は日本の本州程の広さで、様々なワイン産地が広がっています。
ブルゴーニュやボルドーの気候に非常に近い地域や、温暖な南フランスに似た地域などがあり、
多種多様なワインがそれぞれの風土によって生産されています。南アフリカはワインの生産量も世界8位~10位を毎年争っている世界に知られたワイン生産国なのです。
ピノタージュ種は南アフリカ固有の交配種です。1925年アブラハム・ペロード教授によってピノ・ノワール種とサンソー種の交配によって
生まれました。20世紀初めワインは生産過剰の時代に入っていました。当時栽培しやすいサンソーを大量生産用の安価なワイン用として
栽培していましたが、その見直しに迫られていました。そこで高貴なブドウ品種ピノ・ノワールとサンソーを交配するという発想が生まれ
たのです。当時サンソーはエルミタージュと呼ばれていたため、2つのブドウの名前からピノタージュと名付けられました。
しかし実際にワインとして商品化されたのは1961年のことで、ピノタージュ種が生まれてから36年もの年月がかかりました。
現在では非常に高品質なピノタージュ種の赤ワインが造られています。色の濃い凝縮感の強いリッチでボディーの強いスタイルが主流ですが、
ピノ・ノワールに近いイメージの繊細で優雅、複雑味のあるスタイルのものも造られています。
また近年ピノタージュを使用したケープブレンドと
呼ばれるブレンドタイプの赤ワインが造られています。ケープブレンドを名乗るには最低30%、最大で70%ピノタージュを使用することが
義務付けられています。
カノン・コップのピノタージュは必飲、ドメイン・ブラハム、スピオンコップ、デイヴィット&ナディア、ライクス、ロングリッジなど素晴らしい生産者が数多く存在しています。