南アフリカの銘醸地・パールに1699年に設立された歴史のあるワイナリー
フェアヴューは、歴史あるワイン生産地パール地区にある、花崗岩の岩が露出したパール山の南西に面した斜面に、300haの畑を所有しています。紫のラベンダーが前庭を埋め尽くすワイ ナリーからの眺望は素晴らしく、遠くにケープタウンのテーブルマウンテンを望むことができます。
このワイナリーの歴史は古く、1699年にまでさかのぼることができます。その後、幾人かの手を経て、1937年に現オーナーのバック家が所有することになりましたが、長い間栽培農家と してぶどうやバルクワインを他のワイナリーに供給していて、“フェアヴュー”の名前で、最初のワインが瓶詰めされたのは1974年のことでした。
現在はバック家の3世代目にあたるチャールズ・バックがこのワイナリーを受け継いでいます。彼は1978年からワイナリーで他の労働者とともに働き、ワイン造りだけではく、ワイナリー の様々な仕事を経験し、彼の功績によって、ワインの品質は著しい向上がみられ、国際的にも高い評価を受けるようになったのです。
彼は、南アフリカにおける多様なテロワールを包括的に考察し、ワイン産業の近代化に貢献しました。WOの原産地呼称にとらわれることなく、まったく手のつけられていない土地でぶど う栽培を行ったり、南アフリカでは知られていない珍しいぶどう品種を導入したりと、西ケープ州のぶどう栽培のパイオニアとしても大きな役割を果たしています。 チャールズ・バックの哲学は、ワインは日常的に楽しまれて、生活に必須な喜びの一部であることです。ぶどうを栽培し、ワインを造り、それをワイン愛好家に飲んでもらうことのすべ てがエキサイティングなことだと考えています。
彼のワインに対する考えはフェアヴューを訪ね、異なったタイプやスタイルのワインを味わうことによって感じ取ることができます。伝統的な熟成地下室は地中海風にデザインされ、レストランに改装されています。そこではワインだけでなく、ここで飼われている牛と山羊のチーズも楽しむことができます。
今では広く南アフリカでワインビジネスを展開するオーナーのチャールズ・バック氏ですがその原点はこのフェアヴューにあります!
(フェアヴュー以外にスパイスルート ゴーツ・ド・ローム フェアヴァレーを所有しています)