「ワインはアート(芸術)だ。」
そう言い切るオーナーのクリストフ・ドルニエ氏は、ドイツ人画家です。
彼のワインは、2004年12月、南アフリカのプレミアムワイン盆地のステレンボシュ地区で誕生しました。1995年に設立されて9年目に初リリースされたのです。
デビューして間もなく、世界各地で「新世界ワインの概念を超えたワイン」として、高い評価を受けたのはまさに驚くべきことです。
ドルニエでは、ぶどう園と醸造所の間に境界線はなく、同じメンバーがブドウ栽培と醸造の両方に携わり、また全員で販売もしています。これは、収穫量を極限まで抑えて(4-6t/ha)最高のブドウを栽培し、自分達で作った納得のいくブドウでワインを醸造、その全ての工程に携わった人達だからこそ、このワインの良さや、彼らの思いを市場に伝えることができるという信念からなのです。ブドウはブロックごとで発酵・熟成させた最高品質のものだけをブレンドしています。ドルニエ・ワインチームは、伝統的な手作業と最新技術を掛け合わせた最高の方法で、エレガントでかつ、個性あるワインを作りあげているのです。
ドルニエはエレガントでユニークなブレンドだけでなく、ステレンボシュの山々を表現したロフトタイプのワイナリー、それを型どったラベル(エチケット)なども、このワイナリーのユニークさを表現している。自然の山々に囲まれた美しい風景の中に、いかにもアーティストが手掛けたデザインの近代的な特徴ある建物は、600以上もある南アフリカのワイナリーの中でもひときわ際立っていいます。