ステラー・オーガニック・ワインズ Stellar Organics Wines
ケープタウンから北へ約300km、オリファンツリヴァー地区の
オーガニックワイナリー
フェアフォーライフの認証を受け、黒人労働者がその生産を支えています。
比較的リーズナブルなラインナップで、
オーガニックでありながらその品質は高く日常的に楽しめます。
年々品質向上を見せる彼らのワインに
今後さらに注目していきたいと思っています。
酸化防止剤無添加の「ランニングダック」は特に注目したいシリーズ!
畑の中を群れをなして走り回るアヒルがモチーフ。
畑の中でアヒルが害虫駆除をしてくれます
フェアフォーライフとは?
発展途上国の貧しい生活水準の向上を応援する貿易のことです。
アジアやアフリカ、中南米などの女性や小規模農家、スラムの住人など、社会的、経済的に立場の弱い人々に仕事の機会を造り出し、公正に対価を支払うことで、彼らが自らの力で生活 を向上出来るように支援する活動です。人と地球に優しい貿易の仕組みです。
そのポリシーのもと、オーガニックワイン生産者としても毎年数多くのメダルを受賞しているワイナリー、ステラー・ワイナリー。
同社は、ケープタウンから北へ約300km、オリファンツリヴァー地区のナマクワランドにあります。
ナマクワランドというのは、世界でも最も花の種類が多い地区として有名なエリアで、8-9月の(現地の気候で)春先には、世界中を探しても、きっとこの地より花の美しい場所はない だろうと思われるほどです。
ステラー・ワイナリーは、このナマクワランドでオーガニックワインを生産しています。
現在は、53人のスタッフが働いていますが、彼らもステラー・ワイナリーの株主であり、ワイン販売の利益が直接労働者にも届くようになっているのです。
ステラー・ワイナリーの畑を訪問すると、アヒル達(上の写真中)が迎えてくれます。
この畑には2000羽くらいのアヒルがいるそうだが、彼らは30-50羽くらいの集団を作って、 「ガァーガァー」と何やら話をしながら、畑の中をアチコチ動き回っているのです。たまに水場があると、嬉しそうに水浴びをしたりしています。
彼らは、この畑の番人みたいなもので、様々な虫を食べてくれます。
また彼らの糞(フン)は、そのまま土の栄養になるのです。
土を掘ると、そこには沢山の虫達がいます。昔よく捕まえて遊んだダンゴ虫(まる虫)や無数の微生物がいることで、 土に栄養を与えてくれるのです。
【EUが制定したオーガニックファーミングのロゴマーク】
EUの各国で認証されたオーガニック食品に共通のロゴです。