スペイン無名の産地イエクラの名を世界に知らしめたスーパー・ボデガ
カスターニョ家では、自然が与えてくれた贈り物、天然の良質な土壌と、世界で最も価値を認められ賞味されているぶどう品種モナストレルを大変誇りに思っています。彼らは、先祖代々受け継がれてきた伝統を決して忘れることなく、しかし新しい技術の開発に心血を注いできました。彼らの土壌に深く根をおろした先祖伝来のワイン造りへの情熱は、モナストレルという高貴な遺産を世界中に知らしめるという未来の目標へと彼らを駆り立てているのです。淡い色合いで、アルコール度数の低い、ライトなあじわいのワインがもてはやされていた時代の潮流は、数年前から変わりはじめました。バランスの取れた構成であれば、アルコール度数は問題とされなくなりました。色濃く、深みがあり、果実味と調和が絡み合ってワインの優れた構成をつむぎだします。『モナストレルの時代』の到来です。この品種のワインは、今までもっぱら地元の料理とともに地酒として飲まれ、あわせるのが難しい洗練された料理と共に供されることはありませんでした。しかし、現在まぎれもない地中海文化の特徴である完熟した濃厚なあじわいと、いきいきとしたフレッシュな味わいが、モナストレルを仲立ちとして理想的な結合(マリアージュ=結婚)をみせるようになったのです。
ボデガス・カスターニョの名が世界に知られたのは、2001年にワインアドヴォケイト誌136において『ヘクラ1999』が90点を獲得し、ロバート・パーカーさんが「今年テイスティングした全ての赤ワインの中で、最もお買い得なワインの強力な候補の一つである」と評価したのが始まりでした。スペイン国内でも全く無名の産地イエクラのボデガス・カスターニョはこれをきっかけに世界でも認められるようになりました。
モナストレルとは?
フランスではムールヴェードルと呼ばれているぶどう品種でプロヴァンスやローヌ南部で栽培されているが、原産地はスペインと言われています。果実風味の強い構成要素がはっきりしたワインとなり、長期熟成にもむいています。
ソラネラ パーカーポイント獲得暦
■2001・・93点 ■2002・・90点 ■2003・・91点 ■2004・・92点 ■2005・・91点
■2006・・90点 ■2007・・90点 ■2012・・94点 ■2013・・92点
味付けジンギスカン、照り焼きチキン、ウナギの蒲焼、青椒肉絲
青椒肉絲、味付けジンギスカン、ウナギの蒲焼、照り焼きハンバーグ
味付けジンギスカン、子羊の香草焼き、トルコ料理ケバブ、スパイシーチキン