理屈で飲むワインではなく、飲んで楽しいワインを造りたい!トレンドを意識しつつ、新しいことにも挑戦
ナバラ州の州都パンプローナから南へ約55kmにあるファルセスの郊外に位置します。比較的新しいワイナリーで、1999年にアントニオ・アントニャーナ氏が、スーパーマーケットの共同経営者だったホセ・アントニオ・アリオーラ氏と共に設立し、最初の葡萄の樹が植えられました。現在は、他に2人のオーナーがいます。ファーストリリースは2001年ヴィンテージです。最新のテクノロジーを備えているため、従業員は僅か26名です。所有する畑は、200ha、元々がアルガ川だったため、石の多いのが特徴です。気候は恵まれていて、基本的に乾燥しており、気温も低めです。雨は多めですが、風が樹を乾燥する働きを果たしています。また、夏の暑い時の気温を下げる働きもします。夏場にはボデガの前を流れるリオアルガ川の水を使い、必要最小限の量を一滴ずつ畑に落とします。ヒュー ジョンソン氏の「ポケットワインブック」に、ナバラの優良生産者のひとつとして挙げられています。