オレンジ、アンズなどを思わせる果実香、シロップ、水飴、燻し香、石灰質・貝殻を感じるミネラルなどが香ります。口の中に香りから想像するようなオレンジを思わせる果実の旨みが広がります。比較的強くはっきりした酸があり、ミネラル感に富み、爽やかでしかも骨格のしっかりした味わいです。余韻は中庸で、果実の旨みと共に、ミネラルと酸から由来する収縮感と苦味の要素が現れます。オレンジを思わせる優しい果実の旨みが広がると共に、比較的強くはっきりした酸とミネラル感に富み、爽やかですが、骨格のしっかりした1本です。
2012年ヴィンテージコメント
(2013年5月5日試飲)
青リンゴ、アンズ、ピーチなどを思わせる果実香、白い花、シロップ、ハーブ、青草、僅かに石灰質を感じるミネラルなどが香ります。口の中に綺麗な酸を伴った優しい果実味が広がります。クリーンな印象で、爽やか、しかも骨格のしっかりしたメリハリある味わいです。果実の旨味と共にコンポートを思わせる旨味、ミネラルから由来する収縮感などを感じます。余韻は中庸で、後味にも優しい果実の旨味が残ります。比較的豊かで綺麗な酸を感じ、クリーンで爽やか、優しい果実の旨味が広がるバランス良く心地良いヴィンテージです。
2011年ヴィンテージコメント
(2013年2月20日試飲)
青リンゴ、アンズ、カリン、洋ナシなどを思わせる果実香、僅かにコンポート、シロップの風味、石灰質・貝殻を感じるミネラルなどが香ります。口の中に適度な酸を伴ったフレッシュな印象の果実の旨味が広がります。爽やかですが、ミネラル感に富み、骨格のしっかりした味わいです。フレッシュな果実味と共にミネラルから由来する収縮感、アミノ酸を思わせる旨味の要素が広がります。余韻は中庸で後味に、優しくフレッシュな果実の旨味と、僅かに収縮するイメージが残ります。フレッシュで溌剌とした爽やかですが、ミネラル感に富んだ若々しいワインで、荒削りな印象さえ感じます。