コンコルディアは、「連合」とか「調和」を意味しています。古いものと新しいもの、伝統と前衛といった、ふたつの世界の最良のものを結びつけることをワインによって表現しようとしています。また、現代の偉大なワインへの情熱を感じ、表す形でもあります。ワインと権威のある土壌のひとつであるD.O.C.リオハの葡萄畑と古いヨーロッパの伝統が、新世界のより進んだ栽培技術(キャノピーマネージメント)や葡萄の試験的な品種を適用しています。100%自家葡萄園からの葡萄は、世界の偉大なワインの現代的な質の基準を満たしています 。
プラム、アメリカンチェリーなどを思わせる果実香、ミルキーな風味、カラメル香、僅かに燻し香、木質香、胡椒などのスパイス香などが香ります。口の中に程よい濃縮感のあるチャーミングな果実味が豊かに広がります。比較的豊かな酸とミネラルに富み、透明感ありますがしっかりした骨格を感じます。タンニンはやや強く収縮感あるものの荒々しいイメージはなくあくまでもシルキーです。余韻はやや長く、果実の旨味と共に苦味と収斂性が心地よく後味に残ります。程よい濃縮感あるチャーミングな果実味が豊かに広がり、比較的豊かな酸を感じ、しっかりした骨格を備え、旨味の要素は素直に広がる印象のモダンなイメージのリオハのお買い得な1本です。
ブルーベリー、プラムなどを思わせる果実香、燻し香、僅かにヴァニラ香、ナツメグなどスパイス香、鉱物を感じるミネラルなどを感じます。口の中に程よく濃縮したジャミーな果実味が広がります。アルコールをやや強めに感じ、膨らみある味わいですが、果実の旨味は素直に広がり、チャーミングなイメージも感じます。程よい酸を備え口当たりスムーズで、タンニンは柔らかく荒々しいところはありませんが、僅かに収縮するものを感じます。余韻はやや長く、果実の旨味と共にコンポートを思わせる旨味、やや収縮するタンニンなどが現われます。濃縮したジャミーな果実の旨味が素直に広がるミディアムボディーでモダンな印象のバランスよいリオハです。
熟したプラム、ブルーベリーのジャムなどを感じるよく熟した印象の果実香が主体です。カラメル香、ヴァニラ香、黒糖、ミルキーな要素、僅かに鉱物を感じるミネラルなどが香ります。口の中に香りから想像するような、よく熟した印象の適度に濃縮感のある果実の旨味が広がります。適度な酸があり骨格のしっかりした味わいです。タンニンは強めで尖ったところはなくあくまでもシルキーです。余韻はやや長く、後味に濃縮感のある熟した印象の果実の旨味が残ります。よく熟した果実の旨味が豊かに膨らむミディアムボディーですが、力強さも備えた印象のヴィンテージです。
※麦ちゃん評価とは?