地域:ステレンボッシュ バンフック 設立2002年
ゾルフリート・ワイン・エステートは、ステレンボッシュから約7キロメートル離れたバンフックに位置します。バンフック「Bange Hoek」は、オランダ語で「危険な角」を意味します。昔はライオンやヒョウなどの野生動物が生存し、今でも周辺の山々にはヒョウが生息していると言われています。ワイナリーとしては17世紀からと古い歴史を持ち、2002年からファン・デル・メルヴェ夫妻が所有し、家族経営のビジネスであり、家族的価値観を持っています。ゾルフリートで働くスタッフの成長と、やりがいのある環境を提供することを大切にし、「愛されるブランド」の構築に注力しています。高品質な製品は、スタッフの才能×スキル×知識×情熱から生まれることを信念としています。ボルドー品種に特化し、冷涼地区らしい酸と洗練されたエレガンスを兼ね備えたスマートなワインを生産。将来性を期待できるブティック・ワイナリーです。敷地内には宿泊施設、レストランもあり、ワインスタッフも含めて全体で「ホスピタリティ/おもてなし」を感じさせてくれる生産者です。
ワインメーカー:バーナード・ルルー
2013年からワインメーカーを務めすぐに注目されます。ゾルフリードト・リッシェル2016は、ケープ・ボルドー・レッド・ブレンド・レポート 2018でベストワインに輝き、100点満点の評価で94点を獲得しました。ボルドー品種に長けておりカリフォルニアで経験を積み、
2005年から2010年までヴィラフォンテのワインメーカーを務めました。(ボルドースタイルのプレミアムワイン)。学生時代は、ブルース・ジャックのもと、フラッグストーンで学び、ボルドースタイルだけでなくハミルトン・ラッセル(南ア・ピノ・ノワール、シャルドネのパイオニア)では、当時の醸造責任者ケヴィン・クラント(現在アタラクシア オーナー兼醸造家)と共に2ヴィンテージを共にしました。その影響もあり「焦点は完全にテロワール、つまり土地の感覚と土壌への敬意」を自身の信念としています。