自然酵母を使用したワイン造りの南アフリカ先駆けワイナリー
ワイルドバーグは、コースタル・リージョンの南東、フランシュックに拠点があります。フランシュックは「French Corner(フレンチ・コーナー)」を意味する地名で、17世紀にユグノー派のフランス移民がこの地へ入植したことに由来します。街並みやレストランにもフランスの影響が強く感じられるグルメタウンです。南アフリカのワイン産地周辺は世界最古の土壌であり、度重なる地殻変動や浸食により独特な山脈や谷が形成されていますが、ワイルドバーグもそうした山の麓にあります。
ワイルドバーグに使われるぶどうは、理想的な環境の畑で細心の注意を払って栽培、収穫されます。テロワールを表現した複雑味のあるワインに仕上げるため自然酵母を使用。人為的な干渉を最小限にし、できる限り自然のままテロワールを表現するワイン造りを行っています。
ワイン生産自体は1994年からスタートしました。自然酵母を使用したワイン造りは、今でこそ南アフリカで注目されていますが、当時としては非常に画期的な試みでした。その後2007年に正式にワイナリーが設立され、今に至ります。