「南アフリカで初めて世界に名を馳せた」と賞賛と尊敬を込めて語られるワイナリー、「ド・トラフォード」。ステレンボッシュの町の更に高地にある渓谷の頂上(ステレンボッシュと エルダーバーグ山の中間、海抜約380m)付近、モン・フルールに位置します。
ワイナリーの歴史は、1976年にトラフォード家がこの辺り一帯の土地を購入したことに始まります。当初から、多くの高地にある斜面は高品質な赤ワインをつくるに適している、と考え られていましたが残念ながらK.W.V.による多収量政策のため、実販売用にブドウを植え始めるまでには、それから18年もの歳月を要しました。1983年、小さな畑をつくり実験的に家族や 友人だけで消費する為のワインを造り始め、1984~1991年の間に近隣のワイン・メーカーのアドバイスを聞いたり、フランス(特にボルドー)でのワイン造りの経験を通して修行を重ねました。