そのポリシーのもと、オーガニックワイン生産者としても毎年数多くのメダルを受賞しているワイナリー、ステラー・ワイナリー。
同社は、ケープタウンから北へ約300km、オリファンツリヴァー地区のナマクワランドにあります。
ナマクワランドというのは、世界でも最も花の種類が多い地区として有名なエリアで、8-9月の(現地の気候で)春先には、世界中を探しても、きっとこの地より花の美しい場所はないだろうと思われるほどです。
ステラー・ワイナリーは、このナマクワランドでオーガニックワインを生産しています。
現在は、53人のスタッフが働いていますが、彼らもステラー・ワイナリーの株主であり、ワイン販売の利益が直接労働者にも届くようになっているのです。
ステラー・ワイナリーの畑を訪問すると、アヒル達(上の写真中)が迎えてくれます。
この畑には2000羽くらいのアヒルがいるそうだが、彼らは30-50羽くらいの集団を作って、「ガァーガァー」と何やら話をしながら、畑の中をアチコチ動き回っているのです。たまに水場があると、嬉しそうに水浴びをしたりしています。
彼らは、この畑の番人みたいなもので、様々な虫を食べてくれます。
また彼らの糞(フン)は、そのまま土の栄養になるのです。
土を掘ると、そこには沢山の虫達がいます。昔よく捕まえて遊んだダンゴ虫(まる虫)や無数の微生物がいることで、 土に栄養を与えてくれるのです。
フェアフォーライフとは?
公平な取引と労働者達に適正な利益がもたらされるように、フェアフォーライフの認定を受けています。
【フェアフォーライフのロゴマーク】
【EUが制定したオーガニックファーミングのロゴマーク】
EUの各国で認証されたオーガニック食品に共通のロゴです。