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ライナカ コーナーストーン ライナカ Reyneke

ワインアップ画像

南アで唯一ビオ・ディナミの正式認定を受けるこだわりの生産者
自然派ワインの先駆者ヨハン・ライナカ氏渾身の1本
カベルネ・フラン主体
ボルドーブレンドのボリュームがあり力強い自然派の逸品!

豊潤で複雑な香り、カシスをイメージする
濃縮感ある果実味を感じます。

ボリュームがあり力強く、旨味の要素は徐々に膨らむ印象の
ボルドーブレンドの自然派の1本です。

麦ちゃん評価

4.15~4.2点

ワイン情報
■タイプ 赤 (Red Wine)
■ボディー
■産地 南アフリカ W.O.ステレンボッシュ (South Africa)
■ぶどう品種 カベルネ・フラン 86% カベルネ・ソーヴィニョン 14% (Cabernet Franc)
■生産者 ライナカ
■熟成・醸造 ビオ・ディナミ農法で育てられたブドウを畑でセレクションし、また、セラーでも更に一粒一粒セレクションし、ベストのブドウだけを使用 ブドウはコンクリートタンクで醗酵、 フレンチオークに移して18ヶ月熟成(新樽30%、2年目、3年目の樽70%使用)
■アルコール度数 14.0%
麦ちゃん ワインブティックヴァンヴァン
テイスティングコメント
2020年ヴィンテージコメント (2024年5月4日試飲)

カシス、ブルーベリーなどを思わせる果実香、カラメル香、ナッティーな風味、ヴァニラ香、木質香、胡椒・ナツメグなどのスパイス香などが複雑に豊かに香ります。口の中に濃縮感あるカシスをイメージする果実味が樽熟成から由来する風味とスパイスの風味を伴い豊かに広がります。程よい酸とミネラルに富み、ボリュームがあり力強く、しっかりした骨格を備えています。タンニンは強く収縮感ありますが、荒々しいところはありません。余韻は長く果実の旨味と共に、心地よい苦味と収斂性が後味に残ります。豊潤で複雑な香り、カシスをイメージする濃縮感ある果実味、ボリュームがあり力強く、旨味の要素は徐々に膨らむ印象のボルドーブレンドの自然派の1本です。

麦ちゃん評価 4.15~4.2点
お料理バナー

ローストビーフ、ビーフカツレツ、パスタボロネーゼ、ビーフシチュー

※麦ちゃん評価とは?

ワインブティックヴァンヴァン本店【会員特別価格商品】

南アフリカワイン|ライナカ コーナーストーン 2020
赤ワイン フルボディー

  • 南アフリカ
  • 赤ワイン・フルボディー
  • 麦ちゃん評価4.15~4.2点
クール便は別料金(地域と本数によって異なります)
当店通常販売価格 ¥ 4,440 税込
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在庫数 4
生産者情報

ライナカ Reyneke

南アフリカで唯一ビオ・ディナミ(バイオダイナミック)の認定を受けたワイナリー

ライナカは南アフリカ・ステレンボッシュ地区の小高い丘にあります。南アフリカには約600のワイナリーがありますが、唯一ライナカだけがビオ・ディナミの認定を受けております。海からkmほどの東北を向いた斜面にある35haのブドウ畑はすべてビオ・ディナミに基づいた栽培を行っており、海抜250m~350mの標高にある畑からフォールス湾やテーブルマウンテンの美しい眺望を楽しむことが出来ます。

現在のオーナーヨハン・ライネカは母親からブドウ畑を含む眺めのよい40haの農場を引き継いだのと同じくしてワイン醸造を始め、1998年ヴィンテージから自分のワインをリリースするようになりました。それ以来、彼は有機栽培を始め、最終的にはビオ・ディナミ原理にしたがってワインを生産することにしました。ライナカはビオ・ディナミ生産のその先駆者といえます。ヨハン氏は、常に畑の個性や独自性をワインに表現することで、数億年前の土壌、樹齢40年を超えるぶどう、乾燥した爽やかな高台の空気と全ての自然の力をボトルに詰め込んだワインを造る事です。化学肥料や農薬を使うと、ワインにテロワールを感じることは不可能と考えており、「自然がワイン本来の醸造者であり、ワインメーカーはこの地のテロワールをワインにうまく表現出来るよう、ほんの少し手を貸すだけ」と、土壌、気候、そして地形が創造するワインへの考えを述べています。

自然との調和が取れたぶどう作りを目指すライナカですが、ライナカの理念はいわいる日本の「もったいない精神」に似てるところもあります。ライナカは使用できる物は何でも無駄にせず、リサイクルし、再利用をしています。 たとえばオフィスで出た紙を裁断処理し、ミミズ農場のミミズのエサとして活用し、そのミミズはミミズ堆肥としてぶどう作りに活用します。ライナカではぶどう作りだけではなく、野菜畑、畜産があり、それぞれに相乗効果があり、一つのライフサイクルとして成り立っています。

ビオ・ディナミ(バイオダイナミックス)

ビオ・ディナミとは有機栽培の延長線上にある特殊な農法で、ヨーロッパを中心に、今や一大ブームとなっています。 この農法の根底はオーストリアの社会哲学者ルドルフ・シュタイナーの理論で、月の満ち欠けや、正座、天体の動きに合わせて葡萄の植樹や剪定、収穫時期を決めたり、肥料も独特なものが使われます。
非常に神秘的な農法ですので、多くの議論を呼んでいますが、この農法を実践する生産者に非常に秀逸な生産が数多くいることは驚くべき事実です。ブルゴーニュのドメーヌ・ルフレーヴやドメーヌ・ルロワ、ローヌのシャプティエ、ロワールのニコラ・ジョリーなどの生産者がそれです。



過去のテイスティングコメント
2018年ヴィンテージコメント (2022年9月25日試飲)

カシス、ブルーベリーなどを思わせる果実香、カラメル香、ヴァニラ香、ナッティーな風味、木質香、燻し香、杉の葉をイメージする青味の要素、胡椒などのスパイス香などが豊かに複雑に香ります。口の中に凝縮した濃い果実味が樽熟成から由来する風味とスパイスの風味、グリーンテイストをを伴い豊かに広がります。程よい酸とミネラルに富み、メリハリがあり、骨太で力強くしっかりした骨格を備えています。タンニンは強く収縮感ありますが、荒々しいところはありません。余韻は長く、果実の旨味と共に苦味と収斂性が後味に残ります。凝縮したカシスをイメージする濃い果実味、樽熟成から由来する風味、強く感じるグリーンテイストとスパイスの風味、ミネラルに富み、骨格のしっかりした力強いヴィンテージです。

麦ちゃん評価 4.15点
お料理バナー

豚肉のデミグラスソース煮込み、鶏肉の山賊焼き、ローストビーフ、豚の角煮

2015年ヴィンテージコメント (2018年9月7日試飲)

カシス、ブラックベリーなどを思わせる果実香、ミルキーな風味、ヴァニラ香、カシューナッツ香、カラメル香、木質香、燻し香、胡椒などのスパイス香、杉の葉をイメージする青味の要素、鉱物を感じるミネラルなどが香ります。口の中に凝縮した濃い果実味が広がります。アルコールをやや強めに感じ、ボリュームがあり、比較的豊かな酸とミネラルに富み骨太でしっかりした骨格を備え、タンニンは強く収縮するものはありますが、あくまでもシルキーで柔らかく、洗練された印象で繊細さも持ち合わせています。余韻は長く、果実の旨味と共に 様々な旨味要素が現れ、後味に残る苦味と収縮感は心地よく感じられます。凝縮した果実味は様々な複雑味を伴って豊かに広がり、ボリュームがあり力強く飲み応えありますが、あくまでもシルキーで柔らかく、繊細な印象さえ感じるじっくり楽しみたい1本です。

麦ちゃん評価 4.15点
南アフリカのワインの凄さの要因

穏やかな地中海性気候の下、ブドウ栽培に最適な気候に恵まれた南アフリカ・ケープタウン周辺では、350年も前から伝統的に高品質なワインを造り続けてきました。 歴史的には、カリフォルニアやオーストラリアなどの国々より100年以上も早いのです。
しかし高品質なワインが造られるようになったのは1990年代前半にアパルトヘイトが終わってからとなります。アパルトヘイトが終わり、国際市場の中で自由に貿易ができるようになった南アフリカワインは、約600のワイナリーが存在し、数多くの高品質なワインを生産しています。
最近では国際的なワイン大会で数多くの賞を受賞し、世界中のワイン専門家達にも絶賛されている最も注目されている国の一つです。
また、ブドウ畑の景色の美しさは世界一と言われ、訪れる人を魅了しています。

南アフリカ・ケープタウン周辺では、あまり農薬を使用しなくても良いほど、ブドウ栽培に最適な気候に恵まれています。それは、豊かな太陽の恵みと、強い風が様々な病気や害虫を寄せつけないからです。収穫時期(2月~3月)には、ほとんど全く雨が降りません。一般的には、防カビ剤を必要な時に散布する程度で、防虫剤や除草剤などを使用しないワイナリーが多いのです。 具体的には、例えば、防虫剤を使用せずに、畑にアヒルやホロホロ鳥を放し飼いにしていたり、化学肥料の代わりに鶏糞や有機肥料を使用しています。また、除草剤の代わりにブドウ畑に麦を植えて雑草が生えないようにしているなど、環境に配慮した栽培を行っています。そして収穫は丁寧に手摘みされています。 また、政府による厳しい環境基準(IPW:環境に優しいワイン生産プログラムのガイドライン)が設けられており(世界でも最も厳しい基準の国の一つで、欧米やオーストラリアなどの国々が見学に訪れています)、減農薬・酸化防止剤微量使用、リサイクルの徹底など、環境的にも人体的にも健康的なワイン造りが行なわれています。
酸化防止剤の使用量の許可基準については、ドイツ(300mg/L以下)やフランス(350~400mg/L以下)などのヨーロッパの国々に比べても使用制限量が一番低く設定されています (南アフリカでは250mg/L以下)。保存料(ソルビン酸)なども使用されていません。
収穫量も大抵のワイナリーは平均5~8トン/ヘクタール前後で生産量を抑えながら、むしろより良質なブドウを栽培することに努めています。このように南アフリカでは、生産者ができる限りの自然な方法で丁寧にブドウを栽培しています。