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ドリフック・ピノ・ノワール ドリフック

商品画像アップ

ケープタウンから車で約5時間、スワートランドをさらに北上!
3つの山に囲まれた標高1000mにある秘境ドリフック
シダバーグ最古のブドウ葡萄畑で造られたピノ・ノワール!
引き締まった骨格はそのテロワールを映し出しています!

豊潤で複雑な香りに包まれ
アメリカンチェリーをイメージする果実味が豊かに広がります。

樽熟成から由来する風味を心地よく伴い、透明感がありますが
力強さも感じるしっかりした骨格を備えたヴィンテージです。

麦ちゃん評価

4.25点

ワイン情報
■タイプ 赤 (Red Wine)
■ボディー
■産地 南アフリカ W.O.セダバーグ (South Africa)
■ぶどう品種 ピノ・ノワール (Pinot Noir)
■生産者 ドリフック
■熟成・醸造 2日間冷却して24~28度で5日間醗酵 その間パンチダウンは1日2回 フレンチオークに移して10ヶ月熟成 新樽20%、2年目の樽20%、3年目の樽60%使用
■アルコール度数 14.0%
麦ちゃん ワインブティックヴァンヴァン
テイスティングコメント
2020年ヴィンテージコメント (2023年1月1日試飲)

アメリカンチェリー、プラムなどを思わせる果実香、カラメル香、ナッティーな風味、木質香、燻し香、などが複雑に豊か広がります。口の中に程良い濃縮感のある果実味が樽熟成から由来する風味を心地よく伴い豊かに広がります。比較的豊かで綺麗な酸とミネラルに富み、透明感があり、しっかりした骨格を備えています。タンニンはシルキーで柔らかく荒々しいところはありません。余韻は長く、果実の旨味が後味に心地良く残ります。豊潤で複雑な香りに包まれ、アメリカンチェリーをイメージする果実味が豊かに広がり、樽熟成から由来する風味を心地よく伴い、透明感がありますが、力強さも感じるしっかりした骨格を備えたヴィンテージです。

麦ちゃん評価4.25点
お料理バナー

鴨肉のローストオレンジソース、豚肉のクリーム煮、海老グラタン、豚肉のピカタ

※麦ちゃん評価とは?

ワインブティックヴァンヴァン本店【会員特別価格商品】

南アフリカワイン|ドリフック・ピノ・ノワール 2020
赤ワイン フルボディー

  • 南アフリカ
  • 赤ワイン・フルボディー
  • 麦ちゃん評価4.25点
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在庫数 9
生産者情報



ドリフック Driehoek

2009年設立。「ドリフック」とは、ドリ(3つの)フック(場所)、「周囲の3つの山に囲まれた三角形の場所」という意味。シダバーグで5世代続く、この地域では最も古い農家で、ドゥ・トワ・ファミリーが経営する小さな生産者。シダバーグの標高1000m前後、南アフリカで最も標高の高いブドウ畑を持っています。ここは、冬には雪が積もるような冷涼気候でブドウがゆっくり育つため、豊かな酸味、ギュッと凝縮した果実味とボディ、密度の濃いワイン(=この地域独特のテロワール)が出来上がります。ブドウはソーヴィニヨン・ブラン、ピノ・ノワール、シラーの3品種を栽培し、全部で5ヘクタールと生産量は小さいですが、この地域独特の高地冷涼気候のユニークなテロワールをワインで表現しています。ワインの製造は、隣のシダバーグの社長兼醸造家のデイビッドが担当しています。

 ワインブティックヴァンヴァン

2019年 2月 南アフリカ訪問 秘境のドリフックまで車で延々と続く山道を走らせていたところ、車体の後部タイヤ周辺でタイヤに何かぶつかるような嫌な音がきこえました。車を止めて降りてみて唖然・・・・・タイヤがバーストしてました。

 ワインブティックヴァンヴァン

2019年 2月 南アフリカ訪問 秘境のドリフック(左)
ブドウ栽培はダウィ・バーガー氏が担当(中央)
シダバーグ・エステートのオーナーそしてドリフック醸造家のデイビット氏と記念撮影(右)


過去のテイスティングコメント
2019年ヴィンテージコメント (2022年6月2日試飲)

フランボワーズ、アメリカンチェリーなどを思わせる果実香、カラメル香、カカオの風味、ナッティーな風味、木質香、燻し香、発酵食品香などが香ります。口の中に程良い濃縮感のある果実味が樽熟成から由来する風味を心地よく伴い豊かに広がります。比較的豊かで綺麗な酸とミネラルに富み、透明感があり、しっかりした骨格を備えています。タンニンは強めで、収縮感はありますが、荒々しいところはありません。余韻は長く、果実の旨味が後味に心地良く残ります。豊潤で複雑な香りに包まれ、フランボワーズやチェリーをイメージする果実味が豊かに広がり、透明感がありますが、力強さも感じるしっかりした骨格を備えたヴィンテージです。今後のさらなる熟成を期待したい1本です。

麦ちゃん評価 4.35点
お料理バナー

鶏肉の赤ワイン煮込み、鴨肉のローストオレンジソース、豚肉のクリーム煮、海老グラタン

2018年ヴィンテージコメント(2回目試飲) (2020年9月1日試飲)

フランボワーズ、アメリカンチェリーのジャムなどを思わせる果実香、すみれの花、カラメル香、ナッティーな風味、燻し香、木質香、僅かに動物的ニュアンス、鉱物を感じるミネラルなどが複雑に豊かに香ります。口の中にチャーミングな果実味が様々な複雑味を伴って豊かに広がります。比較的強くやや塩味を帯びた豊かな酸とミネラルに富み、メリハリがありしっかりした骨格を備えています。タンニンは強めでやや収縮感ありますが、荒々しいところはありません。余韻は長く、果実の旨味と共に、苦味と収斂性がやや強めに残ります。濃縮感あるチャーミングな果実味が様々な複雑味を伴い豊かに広がり強くハッキリしたやや塩味を帯びた酸とミネラルに富み、透明感ありますが力強く骨太で飲み応えある今後の熟成が大いに期待出来る素晴らしいヴィンテージです。

麦ちゃん評価 4.3+点
2018年ヴィンテージコメント (2019年12月1日試飲)

グラスに注ぐと還元臭が強めに感じられますが次第に落ち着きます。アメリカンチェリー、プラムなどを思わせる果実香、カラメル香、燻し香、木質香、動物的ニュアンス、鉱物を感じるミネラルなどが複雑に豊かに香ります。口の中に程よい濃縮感のあるチャーミングな果実味が香りから想像するような様々な複雑味を伴って豊かに広がります。比較的豊かで綺麗な酸とミネラルに富み、透明感ありますが、しっかりした骨格を感じます。タンニンは強めでやや収縮感ありますが、荒々しいところはありません。余韻は長く、果実の旨味と共に、苦味と収斂性がやや強めに残ります。程よい濃縮感あるチャーミングで甘酸っぱい果実味が、様々な複雑味を伴って豊かに広がり、比較的豊かで綺麗な酸とミネラルに富み、透明感あり、しっかりした骨格を備え、力強ささえ意識する素晴らしいピノ・ノワールです。時間をかけてゆっくり楽しみたい逸品です。今後の熟成も期待出来るポテンシャルの高いヴィンテージです。

麦ちゃん評価 4.3点
2017年ヴィンテージコメント (2019年7月2日試飲)

アメリカンチェリー、プラムなどを思わせる果実香、すみれの花、カラメル香、ヴァニラ香、ナッティーな風味、木質香、燻し香、僅かに動物的ニュアンスなどが香ります。口の中に程よい濃縮感ある優しい果実味が心地よい複雑味を伴って豊かに広がります。アルコールをやや強めに感じ、膨らみがあり、程よい酸とミネラルを感じ、透明感もありますが、メリハリがありしっかりした骨格を感じます。タンニンは強めで、やや収縮感はありますが、荒々しいイメージはありません。余韻は長く、果実の旨味と共に収斂性が後味にやや強めに現れます。濃縮感ある優しい果実味が素直に広がり、ボリュームがあり、しっかりした骨格を感じ、膨らみがあり余韻は長く、力強い印象さえ感じますが、透明感があり、旨味の要素は心地よく広がるピノ・ノワールです。今後の熟成が大いに期待出来るポテンシャルの高い1本です。

麦ちゃん評価 4.25+点
南アフリカのワインの凄さの要因

穏やかな地中海性気候の下、ブドウ栽培に最適な気候に恵まれた南アフリカ・ケープタウン周辺では、350年も前から伝統的に高品質なワインを造り続けてきました。 歴史的には、カリフォルニアやオーストラリアなどの国々より100年以上も早いのです。
しかし高品質なワインが造られるようになったのは1990年代前半にアパルトヘイトが終わってからとなります。アパルトヘイトが終わり、国際市場の中で自由に貿易ができるようになった南アフリカワインは、約600のワイナリーが存在し、数多くの高品質なワインを生産しています。
最近では国際的なワイン大会で数多くの賞を受賞し、世界中のワイン専門家達にも絶賛されている最も注目されている国の一つです。
また、ブドウ畑の景色の美しさは世界一と言われ、訪れる人を魅了しています。

南アフリカ・ケープタウン周辺では、あまり農薬を使用しなくても良いほど、ブドウ栽培に最適な気候に恵まれています。それは、豊かな太陽の恵みと、強い風が様々な病気や害虫を寄せつけないからです。収穫時期( 2月~3月)には、ほとんど全く雨が降りません。一般的には、防カビ剤を必要な時に散布する程度で、防虫剤や除草剤などを使用しないワイナリーが多いのです。 具体的には、例えば、防虫剤を使用せずに、畑にアヒルやホロホロ鳥を放し飼いにしていたり、化学肥料の代わりに鶏糞や有機肥料を使用しています。また、除草剤の代わりにブドウ畑に麦を植えて雑草が生えないようにしているなど、環境に配慮した栽培を行っています。そして収穫は丁寧に手摘みされています。 また、政府による厳しい環境基準(IPW:環境に優しいワイン生産プログラムのガイドライン)が設けられており(世界でも最も厳しい基準の国の一つで、欧米やオーストラリアなどの国々が見学に訪れています)、減農薬・酸化防止剤微量使用、リサイクルの徹底など、環境的にも人体的にも健康的なワイン造りが行なわれています。
酸化防止剤の使用量の許可基準については、ドイツ( 300mg/L以下)やフランス(350~ 400mg/L以下)などのヨーロッパの国々に比べても使用制限量が一番低く設定されています (南アフリカでは250mg/L以下)。保存料(ソルビン酸)なども使用されていません。
収穫量も大抵のワイナリーは平均5~8トン/ヘクタール前後で生産量を抑えながら、むしろより良質なブドウを栽培することに努めています。このように南アフリカでは、生産者ができる限りの自然な方法で丁寧にブドウを栽培しています。