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ラール エヴァ シラー ラール・ワインズ

ワインブティックヴァンヴァン本店【会員特別価格商品】

2017年に誕生した愛娘の名前を冠したフラッグシップキュヴェで
南アフリカを代表する偉大なシラーの一つであると
国内外で非常に高く評価されています。

ドノヴァン曰くこのワインは
「極限の畑から生まれる愛の結晶の雫」だそうで
とても希少で低収量の古樹から造られています。

今ヴィンテージで4年目ですが
これまでで最も洗練された仕上がりになっています。

ティム・アトキン評価

96点

ワイン・オブ・ザ・イヤー Syrah


ラール・ワインズ Rall Wines

2008年に若いドノヴァン・ラール氏が西ケープ州の中でも、カルトワインのメッカであるスワートランドに設立し運営しているワイナリーで、年産僅か6000本です。手造りの赤白ワイン1種類ずつを地中海ブレンドで、極めてユニークで限りなく古い畑のブドウを使用し、極上のワインを少量造ることがモットーです。
ブドウは、スワートランドやステレンボッシュのブドウ生産者と密接に仕事をし、適切に熟しバランスがとれた果実を確保することを重要視しています。畑を選択するにあたって最も大切な要素は、土壌の質とブドウの樹齢です。現在のところ、この2つのワインには主にスワートランドの10か所の畑のブドウを使用しています。白には花崗岩ベース、赤には片岩ベースの畑です。彼のポリシーである不干渉主義でワインを造るに当たって最も大切なことは、収量が少なく成長のバランスがよいブドウを選ぶことです。こうしたブドウは、補酸もせず、天然酵母のみ使用して造られます。

今最も注目を集める南アの醸造家ドノヴァン・ラール

2017年4月2日、ドノヴァン・ラール氏に、南アの食の都と言われるフランシュックにて逢うことが出来ました。フランシュックは南フランスで活躍するブティノが本格的に南アフリカ進出のための拠点となる地です。ドノヴァンがワンダリング・ビースト(ブティノのプレミアムワイン)のワインメーカーも務める関係で、ブティノの担当者含めて同席することになったのです。2mは超えようとする身長、がっしりした体格は、プロレスラー並みの巨体と言えます。しかし、話をしてみると非常に温厚で、愛想のいい好青年であることが分ります。若い頃はラグビーに打ち込んで選手として活躍していたと言うことですから納得の体格です。足の怪我のため、現役は退きましたが、2019年ラグビーワールドカップには必ず来日し観戦すると話してくれました。

現在彼は、デキャンター誌より「南アで最もエキサイティングなヤング・タレント」と評され、自身の名を取った個人ブランド「ラール」は2015/2016年度ティム・アトキン氏による南アワインリポートで1級格付け評価を獲得し、銘醸ワイナリーの仲間入りを果たしたことでも話題となっています。今や、南アを代表する若手醸造家と言えます。

ステレンボッシュ大学を2005年に卒業すると、その後数年をかけて世界中を旅し、各国でワイン造りに関わりました。2007年に南アに戻るとスワートランドで1シーズンを過ごし、この時、南アに古くから持ち込まれた地中海系品種に興味を持ちます。彼はこうしたオールド・ヴァインを用いたナチュラルなスタイルのワインを自身の名で造りたいと思うようになり、翌年2008年にはもうワイナリーを立ち上げ、10樽ほどのワインでデビューを果たしました。
今では、その「ラール」は前述した通り、1級格付け評価を獲得し、さらに数多くのクライアントが醸造家やコンサルとして彼を招聘しています。
まさに、南アで最もホットな醸造家と言って過言ないでしょう。

ワイン画像アップ

南アフリカワイン|ラール エヴァ シラー 2020
赤ワイン フルボディー

  • 南アフリカ
  • 赤ワイン・フルボディー
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在庫数 1
ワイン情報
■タイプ 赤 (Red Wine)
■ボディー
■産地 南アフリカ W.O.スワートランド (South Africa)
■ぶどう品種 シラー  100%  (Syrah)
■生産者 ラール・ワインズ
■熟成・醸造 野生酵母による自然醗酵で、足で優しくピジャージュを行う フレンチオーク古樽使用熟成 生産量1,440本
■アルコール度数 12.5%
麦ちゃん ワインブティックヴァンヴァン
テイスティングコメント
2020年ヴィンテージ輸入元コメント

バラやスミレなど青や紫の花々や、フィンボス(西ケープ州特有の野生の灌木)、スパイスなどの非常に繊細で複雑なアロマが印象的で、これまでで最も洗練されたワインに仕上がっていると言えるでしょう。アロマが開いてくると次第にブラックカラントやオリーブ、ラベンダー、僅かに土のニュアンスが広がり、非常にエキゾチックな様相に変化します。口に含むとキレのある酸とパウダリーなタンニン、そして素晴らしい果実の凝縮感のバランスが絶妙で、非常に豊かな風味を持つ余韻へと誘(いざな)われます。リリース直後は硬さも感じられますが、10~20年寝かしてからでも楽しめる高いポテンシャルがあり、ラール氏の卓越した醸造技術による、内からのエネルギーに溢れる偉大なシラーと言えます。

2018年ヴィンテージコメント (2020年4月6日試飲)

ブルーベリー、プラムのジャムなどを思わせる果実香、カラメル香、燻し香、木質香、シナモン・ナツメグなどのスパイス香、鉱物を感じるミネラルなどが豊かに広がります。口の中に濃縮した未だフレッシュな果実味が心地よいスパイスの風味を伴って豊かに広がります。比較的豊かで綺麗な酸と程よいミネラルを感じ、メリハリがあり、骨格のしっかりした味わいです。タンニンは強めですが、荒々しいところはなくシルキーで柔らかい印象です。余韻は長く果実の旨味と共に後味に心地よい苦味と収縮感を意識します。濃縮した果実の旨味が素直に広がり、スパイシーで力強いけれど、あくまでも繊細で柔らかく非常にスムーズな印象の今飲んで美味しく楽しめるヴィンテージです。もちろん今後の熟成も期待出来る1本です。

麦ちゃん評価 4.4+点
2017年ヴィンテージコメント (2018年12月19日試飲)

ブルーベリー、プラムのジャムなどを思わせる果実香、カラメル香、黒糖、チョコレート香、燻し香、木質香、シナモン・ナツメグなどのスパイス香、僅かに動物的ニュアンス、鉱物を感じるミネラルなどが香ります。口の中に程よく凝縮した果実味が様々な複雑味を伴って豊かに広がります。比較的豊かでしっかりした酸と強いミネラルを感じ、骨太で骨格のしっかりした味わいです。タンニンは強く収縮感はありますが、荒らしいイメージはありません。力強く飲み応えありますが、洗練されたイメージで、あくまでも柔らかく、旨味の要素は次第に膨らむ印象です。余韻は長く、果実の旨味と共にスパイスの風味が後味に長く残る印象です。豊潤な香りに包まれ、スパイーシーで力強く飲み応えありますが、柔らかく洗練されたイメージで旨味の要素はゆっくり膨らむ印象の余韻の長いじっくり味わいたい1本です。翌日、ボトルに残った分を試飲したところ非常に丸みを帯びスムーズで完璧なバランスを見せてくれました。開栓時から楽しむにはデキャンタをお勧めします。前日は4.45~4.5点の評価でした。至高のワインとするかどうか迷いましたが、翌日の試飲で至高のワインと評価しました。いずれにせよポテンシャルの高い1本です。今後の熟成によりさらに評価を上げると確信します。

麦ちゃん評価 4.5点
2017年ヴィンテージ ティム・アトキン評価

ティム・アトキン氏が南アフリカワインレポート2018にてこの一年で一番の新たに発見した赤ワイン(Red Wine Discovery of the Year)として選んだのがこのワインです。

このワインの偉業は素晴らしい。昨年はエヴァ・シュナン・ブランを年間の新たな発見の白ワインとして選びましたが、今年はエヴァ・シラーを年間の新たな発見の赤ワインとして選びました。この片岩のシラーはドノヴァン・ラールによるもう一つの驚くべきリリースです。バラの花びらの風味と赤い凝縮した果実、クローヴと胡椒を伴いスパイシーで青味の風味を感じます。

ティム・アトキン評価 97点 (97点以上は7アイテムのみ!)

※麦ちゃん評価とは?