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コンスタンシア・グレン スリー コンスタンシア・グレン CONSTANTIA GLEN

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南アワイン発祥の地コンスタンシアの冷涼な気候が育む
個性的なテロワールを備えたボルドーブレンド!
3種のブドウから生まれる格付けサン・テミリオン級ワイン

カシスをイメージする濃縮感ある果実味と強くハッキリした酸が特徴的
樽熟成の風味やグリーンテイスト
スパイスの風味が心地よく溶け込みます。

骨太で力強く、未だ荒々しさを残す
今後の熟成が大いに期待できるヴィンテージです。

麦ちゃん評価

4.15~4.2点

ワイン情報
■タイプ 赤 (Red Wine)
■ボディー
■産地 南アフリカ W.O.コンスタンシア  (South Africa)
■ぶどう品種 メルロ 67% カベルネ・フラン23% カベルネ・ソーヴィニヨン 10% (Blend)
■生産者 コンスタンシア グレン
■熟成・醸造 それぞれの 品種ごとに醗酵 フレンチオークで18ヶ月熟成 新樽 20%使用 2年目樽50% 3年目樽は30%使用 軽くフィルターして瓶詰め 更に瓶熟成を2年してからリリース
■アルコール度数 14.0%
■添加物 酸化防止剤(亜硫酸塩)
麦ちゃん ワインブティックヴァンヴァン
テイスティングコメント
2021年ヴィンテージコメント (2024年11月25日試飲)

カシス、ブラックベリーを思わせる果実香、カラメル香、黒糖、ナッティーな風味、ヴァニラ香、燻し香、僅かに杉の葉をイメージする青味の要素、ナツメグなどのスパイス香、鉱物を感じるミネラルなどが香ります。口の中に濃縮感あるカシスをイメージする果実味が樽熟成から由来する風味と僅かにスパイスの風味、グリーンテイストなどを伴い豊かに広がります。比較的強くハッキリした酸とミネラルに富み、骨太で力強く、しっかりした骨格を備えています。タンニンは強く収縮感があり、未だ荒々しい印象を残します。余韻は長く、果実の旨味と共に心地よい収斂性が後味に残ります。

カシスをイメージする濃縮感ある果実味と強くハッキリした酸が特徴的、樽熟成の風味やグリーンテイスト、スパイスの風味が心地よく溶け込み、骨太で力強く、未だ荒々しさを残す今後の熟成が大いに期待できるヴィンテージです。

麦ちゃん評価4.15~4.2点
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サーロインステーキ、ビーフカツレツ、ラムチョップステーキ、ローストビーフ

※麦ちゃん評価とは?

ワインブティックヴァンヴァン本店【会員特別価格商品】

南アフリカワイン|コンスタンシア・グレン スリー 2021
赤ワイン フルボディー

  • 南アフリカ
  • 赤ワイン・フルボディー
  • 麦ちゃん評価4.15~4.2点
クール便は別料金(地域と本数によって異なります)
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生産者情報

コンスタンシア・グレン CONSTANTIA GLEN

2000年設立。1685年南アフリカで最初にブドウ栽培が始まったコンスタンシア地区にある「グレン」とは、「谷」を意味します。冷たい大西洋に囲まれ冷涼で、比較的降水量も多い地区。冷涼コンスタンシア地区のボルドー品種を使った優等生的な生産者のコンスタンシア・グレン。冷涼気候によりブドウはゆっくりと成長。一粒ずつの厳選なブドウ選果とポンプを使わないグラヴィ ティ・システムを採用しています。白も赤もフレッシュで豊かな酸味、しっかりした骨格とボディ、洗練されたエレガントで美しいワインを生み出しています。同社ワインのキーワードは、「エレガンス、フィネス(洗練された)、バランス、コンプ レックス(複雑味)」です。コンスタンシア・グレンは、コンスタンシア地区の中でも収穫が一番遅く、周辺の生産者より10日間程遅く、それだけブドウのハンギングタイムが長い=凝縮した上質なブドウを収穫できるのは大きなアドバンテージです。また、コンスタンシア・グレンのある場所は、北のテーブルマウンテンと南のコンスタンシア山脈の間に挟まれたコンスタンシア・ネックと呼ばれる少し凹んだ所にあります。それにより、2~4月にかけての夏の夕方の西側からの日差しが、周辺地域の生産者より1時間長く照らすため(日没が1時間遅い)に暖かい斜面も持っており、冷涼気候で白ブドウが盛んな地域にありながら、ボルドー赤品種も沢山植えられています。畑の斜面は、北から東を向いており、土壌は花崗岩と砂岩で、ワインにミネラルを与えています。また、その土壌の下には、粘土が広がり、土壌の水分も維持しており、畑では、エコロジーを意識し、自然な農法を実施しています。

 ワインブティックヴァンヴァン

2019年 2月 南アフリカ訪問 オーナーのホースト・プラダー氏と
ワインメーカーのジャスティン・ヴァン・ウィク氏記念撮影(左)
小高い丘にある立地のおかげで葡萄が完熟する時期に他より約一時間ほど長く日照を得ることが出来
また、南東から吹く強い風が様々な病気から畑を守ってくれます。(右)

コンスタンシア・グレン 訪問記はこちら 2019.2.12


過去のテイスティングコメント
2019年ヴィンテージコメント (2022年1月8日試飲)

カシス、ブラックベリーなどを思わせる果実香、カラメル香、燻し香、木質香、ナッティーな風味、杉の葉をイメージする青味の要素、胡椒・ナツメグなどのスパイス香、鉱物を感じるミネラルなどが複雑に豊かに香ります。口の中に濃縮感ある果実味が樽熟成から由来する風味とグリーンテイスト、スパイスの風味などを伴い豊かに広がります。比較的豊かな酸とミネラルに富み、メリハリがあり、しっかりした骨格を備えています。タンニンは強めですがシルキーで柔らかく荒々しいところはありません。余韻は長く果実の旨味と共に苦味と収斂性が後味に心地良く残ります。カシスをイメージする濃縮感有る果実味、樽熟成から由来する風味、心地よいグリーンテイストとスパイスの風味、比較的豊かな酸を感じ、力強さも備え、骨格のしっかりしたバランス良いヴィンテージです。

麦ちゃん評価 4.15点
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ローストビーフ、サーロインステーキ、パスタボロネーゼ、豚肉のソテーデミグラスソース

2018年ヴィンテージコメント (2022年6月14日試飲)

カシス、プラムなどを思わせる果実香、カラメル香、ヴァニラ香、ナッティーな風味、木質香、燻し香、鉱物を感じるミネラルなどが香ります。口の中に濃縮した果実味が樽熟成から由来する風味を伴い豊かに広がります。程よい酸とミネラルを感じ、しっかりした骨格を備え、タンニンはシルキーで柔らかくボリュームありますが、繊細で洗練された味わいです。余韻は長く、果実の旨味が後味に長く残る印象です。カシスをイメージする濃縮感ある果実味が、樽熟成から由来する風味と心地よいスパイス感を伴い豊かに広がり、力強くボリュームありますが、タンニンはシルキー、繊細で柔らかいボルドー右岸タイプの上質な1本です。

麦ちゃん評価 4.15点
お料理バナー

ポークソテーデミグラスソース、ローストビーフ、海老のオランデーズソース、牛タンシチュー

2016年ヴィンテージコメント (2019年10月31日試飲)

カシス、ブルーベリーなどを思わせる果実香、ミルキーな風味、カラメル香、ヴァニラ香、カシューナッツ香、ミルクチョコレート、燻し香、木質香、杉の葉をイメージする青味の要素などが香ります。口の中に濃縮した果実味が心地よい グリーンテイストと樽熟成から由来する風味を伴って豊かに広がります。比較的豊かで綺麗な酸と程よいミネラルを感じ、しっかりした骨格をじます。タンニンは程よいものがありますが、柔らかくシルキーです。余韻はやや長く、果実の旨味と 共に心地よい苦味と収斂性が後味に残ります。エレガントで柔らかく、濃縮感ある果実味が心地よいグリーンテイストと樽熟成から由来する風味を伴って膨らむ印象のあくまでも柔らかい繊細なヴィンテージです。

麦ちゃん評価 4.15点
2015年ヴィンテージコメント (2019年6月28日試飲)

カシス、干しプラムなどを思わせる果実香、ヴァニラ香、カラメル香、ナッティーな風味、燻し香、木質香、僅かに杉の葉をイメージする青味の要素、胡椒などスパイス香、鉱物を感じるミネラルなどが香ります。口の中に凝縮した濃い果実味が、香りから想像するような複雑味を伴い豊かに広がります。アルコールを強めに感じボリュームがあり、比較的強くハッキリした酸とミネラルに富み、骨太で力強く飲み応えありますが、あくまでも洗練された印象です。タンニンは強く収縮感があり、やや荒々しい印象もありますが、尖ったところはありません。余韻は長く、果実の旨味と共に心地よい苦味を後味に感じます。凝縮した果実味が豊かに広がり、ボリュームがあり肉厚で飲み応えあり、未だ収縮感がありますが、一本芯の通った味わいで、あくまでも丸みを帯び、洗練された印象のボルドー右岸の高級ワインを彷彿させる逸品です。

麦ちゃん評価 4.3点
南アフリカのワインの凄さの要因

穏やかな地中海性気候の下、ブドウ栽培に最適な気候に恵まれた南アフリカ・ケープタウン周辺では、350年も前から伝統的に高品質なワインを造り続けてきました。 歴史的には、カリフォルニアやオーストラリアなどの国々より100年以上も早いのです。
しかし高品質なワインが造られるようになったのは1990年代前半にアパルトヘイトが終わってからとなります。アパルトヘイトが終わり、国際市場の中で自由に貿易ができるようになった南アフリカワインは、約600のワイナリーが存在し、数多くの高品質なワインを生産しています。
最近では国際的なワイン大会で数多くの賞を受賞し、世界中のワイン専門家達にも絶賛されている最も注目されている国の一つです。
また、ブドウ畑の景色の美しさは世界一と言われ、訪れる人を魅了しています。

南アフリカ・ケープタウン周辺では、あまり農薬を使用しなくても良いほど、ブドウ栽培に最適な気候に恵まれています。それは、豊かな太陽の恵みと、強い風が様々な病気や害虫を寄せつけないからです。収穫時期( 2月~3月)には、ほとんど全く雨が降りません。一般的には、防カビ剤を必要な時に散布する程度で、防虫剤や除草剤などを使用しないワイナリーが多いのです。 具体的には、例えば、防虫剤を使用せずに、畑にアヒルやホロホロ鳥を放し飼いにしていたり、化学肥料の代わりに鶏糞や有機肥料を使用しています。また、除草剤の代わりにブドウ畑に麦を植えて雑草が生えないようにしているなど、環境に配慮した栽培を行っています。そして収穫は丁寧に手摘みされています。 また、政府による厳しい環境基準(IPW:環境に優しいワイン生産プログラムのガイドライン)が設けられており(世界でも最も厳しい基準の国の一つで、欧米やオーストラリアなどの国々が見学に訪れています)、減農薬・酸化防止剤微量使用、リサイクルの徹底など、環境的にも人体的にも健康的なワイン造りが行なわれています。
酸化防止剤の使用量の許可基準については、ドイツ( 300mg/L以下)やフランス(350~ 400mg/L以下)などのヨーロッパの国々に比べても使用制限量が一番低く設定されています (南アフリカでは250mg/L以下)。保存料(ソルビン酸)なども使用されていません。
収穫量も大抵のワイナリーは平均5~8トン/ヘクタール前後で生産量を抑えながら、むしろより良質なブドウを栽培することに努めています。このように南アフリカでは、生産者ができる限りの自然な方法で丁寧にブドウを栽培しています。