ステレンボッシュの親子で営むワイナリー、ステルハイスの息子、ヨハン・クルーガー自身で所有するワイナリーです。シャルドネの名手として様々な賞を取ってきたヨハン氏が、友
人の所有する素晴らしいロケーションの畑に、ピノ・ノワールを植樹し新しい取り組みをしています。アッパー・へメル・アン・アードヴァレーという標高450mの山あいに位置し、
何億年も前から変わらずにある花崗岩土壌と粘土土壌の畑に2003年、5つの異なるクローンを植樹しました。畑はそれぞれ果実味を作る東西、酸を作る南北に向いて
おり、これらのブドウを混ぜて造るこ とにより、より複雑な味わいを造り出しています。
将来的にビオディナミの方向へ進めていきたいとヨハン氏は語っており、既に現時点でも例えばセラーで樽の移動を行う際は満月の日を選ぶなど、ビオディナミのカレンダーに
基づいた作業に少しづつ着手しています。(満月の日を選ぶと、移動で舞った澱の沈殿が明らかに早いそうです。)