サイン Sijnn (ド・トラフォード・ワインズ)
「南アフリカで初めて世界に名を馳せた」と賞賛と尊敬を込めて語られるワイナリー
「南アフリカで初めて世界に名を馳せた」と賞賛と尊敬を込めて語られるワイナリー、「ド・トラフォード」。ステレンボッシュの町の更に高地にある渓谷の頂上(ステレンボッシュと エルダーバーグ山の中間、海抜約380m)付近、モン・フルールに位置します。ワイナリーの歴史は、1976年にトラフォード家がこの辺り一帯の土地を購入したことに始まります。当初か ら、多くの高地にある斜面は高品質な赤ワインをつくるに適している、と考えられていましたが残念ながらK.W.V.による多収量政策のため、実販売用にブドウを植え始めるまでには、そ れから18年もの歳月を要しました。1983年、小さな畑をつくり実験的に家族や友人だけで消費する為のワインを造り始め、1984~1991年の間に近隣のワイン・メーカーのアドバイスを聞い たり、フランス(特にボルドー)でのワイン造りの経験を通して修行を重ねました。
ニューヨークタイムズ “ WINE&DINE(WEB)”が選んだNo.1 南アフリカ産カベルネ
2009年1月ニューヨークタイムズWINE&DINE(WEB)が25本の銘醸南ア産カベルネをランク付けし、トラフォードのカベルネ 04が見事NO1カベルネに選ばれました。しかもめったに出さない 4っ星評価を獲得。価格の上がりすぎたナパ産カベルネとは異なりこの「価格でこの品質は本当に買いだ!」と高く評価されています。歴史的背景から南アフリカワインの品質向上は他国 から遅れを取っていましたが、タイムズ紙がめったにつけない4っ星評価がこのトラフォード04年につけられたこと、また他の南ア産カベルネの品質についても何かが主張しすぎた流行の 甘い樽や、果実爆弾のような化粧されたワインとは異なり、カベルネの尊いキャラクター、テロワールが見事に表現されたバランスの良い本来のカベルネの良さが素直に現れたワインと して高く評価しています。
オーナーで醸造家のデヴィット・トラフォード氏(左)
2017年 3月 南アフリカ訪問 デヴィット・トラフォード氏と記念撮影(中央)
標高1,000mを超える山に囲まれた谷のような地形に畑はありました(右)
ブドウの圧搾機 これ一台で全て行うそうです(左)
ボトリングの装置 全てこれでボトリングするそうです(中央)
エチケット(ワインラベル)もこの装置を使って手作業で行います(右)
2017年 3月 南アフリカ訪問 サインを担当するシャラーさんと記念撮影。(左)
茶色い大地から突然のように現れたワイナリー、まさに秘境と言われるのに納得です。(右)
サイン 訪問記はこちら 2017.3.29