南アフリカを代表する価格パフォーマンスの高い生産者
南アフリカで3番目に大きなワイナリーです。1941年設立されました。プレミアムワインからデイリーワインまであらゆる価格帯で高品質なワインを生産し、南アフリカでは最も有名なワイナリーの一つです。ワイナリー名と同じ、ロバートソン地区にありますが、内陸部の地域なので夏暑く、年間降雨量が400mmと少ないため、近郊にダムを築き運河を引いて灌漑を行っています。国内では、どのショップやスーパーにも置いているくらい普及しており、今や世界の50カ国に輸出しています。35の農家と契約し、1900haの畑でブドウを栽培しています。栽培責任者のブリアンは南アフリカを代表するブドウ栽培の専門家です。ワイナリーとして、栽培や製造に関して、可能な限り手作業で行っています。また、女性の技術向上プロジェクト、地域の技術センターのスポンサーなど、企業としての社会貢献も熱心に行っています。
ワインは、それぞれの価格帯や品種で最高のコストパフォーマンスを実現し、「規模は大きくても、ワインは繊細で、まるで小さなワイナリーが丁寧に作ったような味わい。」というのが、ロバートソン・ワイナリーの素晴らしいところです。「色や味の濃さ、力強さが強調される新世界(南半球)の低価格ワイン」と違い、「ロバートソンは、バランスの良いクラシックなスタイルです。従って、南半球らしい果実味は感じますが、酸味がしっかりあって、上品に仕上がっています。とにかく、飲み疲れや飲み飽きしないのが、ロバートソン・ワインの長所と言えるでしょう。