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グレネリー グラスコレクション
カベルネ・フラン グレネリー Glenelly

ワインアップ画像

シャトー・ピション・ロングヴィル・コンテス・ド・ ラランドの
元オーナーのメイ・エレーヌ・ドゥ・ランクザン夫人が
南アフリカで手掛けるワイン
やや強めに感じるグリーンテイストが心地よい
カベルネ・フランらしい1本!

濃縮感あるカシスやブルーベリーをイメージする果実味
強めに感じるグリーンテイストが特徴的

豊かな酸を感じ、骨太で力強く
骨格のしっかりしたカベルネ・フランらしい1本です。

麦ちゃん評価

4.0+~4.05点

ワイン情報
■タイプ 赤 (Red Wine)
■ボディー
■産地 南アフリカ W.O. ステレンボッシュ (South Africa)
■ぶどう品種 カベルネ・フラン 100% (Cabernet Franc)
■生産者 グレネリー
■熟成・醸造 天然醗酵後、フレンチオークで12ヶ月熟成
■アルコール度数 14.5%
麦ちゃん ワインブティックヴァンヴァン
テイスティングコメント
2020年ヴィンテージコメント (2024年3月11日試飲)

カシス、ブルーベリーなどを思わせる果実香、カラメル香、杉の葉、ピーマンをイメージする青味の要素、胡椒・ナツメグなどのスパイス香、鉱物を感じるミネラルなどが香ります。口の中に濃縮したカシスやブルーベリーをイメージする果実味が、強めに感じるグリーンテイストとスパイスの風味を伴い豊かに広がります。比較的豊かな酸とミネラルに富み、メリハリがあり、しっかりした骨格を備えています。タンニンは強めで収縮感ありますが、荒々しいところはありません。余韻は長く、果実の旨味と共に心地よい収斂性が後味に残ります。濃縮感あるカシスやブルーベリーをイメージする果実味、強めに感じるグリーンテイストが特徴的、豊かな酸を感じ、骨太で力強く、骨格のしっかりしたカベルネ・フランらしい1本です。

麦ちゃん評価 4.0+~4.05点
お料理バナー

ラムチョップステーキ、豚肉の香草焼き、パテドカンパーニュ、牛タンの塩焼き

※麦ちゃん評価とは?

ワインブティックヴァンヴァン本店【会員特別価格商品】

南アフリカワイン|グレネリー グラスコレクション カベルネ・フラン 2020
赤ワイン フルボディー

  • 南アフリカ
  • 赤ワイン・フルボディー
  • 麦ちゃん評価4.0+~4.05点
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在庫数 5
生産者情報

グレネリー Glenelly

ボルドーの名門が南アフリカで手掛けたワイン!

フランス・ボルドー・ポイヤック2級シャトー・ピション・ロングヴィル・コンテス・ド・ラランドの元オーナー、メイ・エレーヌ・ドゥ・ランクザン夫人が、1988年に南アフリカを訪問 した際に、この地域のワインの品質の高さとポテンシャルを感じ、2003年にグレネリーを購入しました。ワイナリーは、ステレンボッシュ地区シモンズバーグ山脈の南側のスロープ(より 涼しい斜面)に位置しています。2007年には、シャトー・アンジェリュス(フランス・サンテミリオン地区)とラステンバーグ(南アフリカ・ステレンボッシュ地区)の両名門ワイナリーで醸 造経験を積んだ現在の醸造家ルークが加わりました。更に2009年から「南アフリカを代表するスワートランド地区の雄」、バデンホーストのオーナー兼醸造家のアディが、醸造コンサル タントとして加わっています。素晴らしい環境とプロフェッショナルなチームが最新設備を使用しながら赤を中心にクラシックなスタイルのワインを生産しています。

「ポイヤックの貴婦人」と呼ばれる「シャトー・ピション・ロングヴィル・コンテス・ド・ラランド」

メドック第2級のボルドーワイン。75haの敷地を持ち、ジロンド県のポーイヤック村に位置しており、ポーイヤックのAOCに格付けされています。2007年に世界有数なシャンパン製造会社 ルイ・ロデレールグループ傘下に入っています。

今では「スーパーセカンド(1級並みの品質をもつ2級)」の中でもトップクラスと言われるほど、人気の高いワインとなりましたがこの名声を築いたのは、元オーナーのランクザン夫人 です。1970年代終わりから1980年代初めにかけて、ランクザン夫人のエネルギッシュな舵取りのもとで、その品質が驚くべき高みにまで上りつめたのは疑う余地がありません。ワインは 知的な造り方をされ、暗い色合いで、しなやかで果実味に富み、なめらかで、若いうちから飲むことができ、シャトー・マルゴーやシャトー・パルメとともに、最も有名なメドックのシャトーとしての風格があり、このワインは「ポイヤックの貴婦人」という呼び名のように、まさに女性的に仕上がっています。

 ワインブティックヴァンヴァン

2018年 2月 南アフリカ訪問 メイ・エレーヌ・ドゥ・ランクザン夫人と記念撮影。(左)
整備された素晴らしいブドウ畑です。(右)


過去のテイスティングコメント
2019年ヴィンテージコメント (2023年8月25日試飲)

カシス、ブルーベリーなどを思わせる果実香、カラメル香、ナッティーな風味、強く感じる杉の葉や植物の茎をイメージする青味の要素、胡椒・ナツメグなどのスパイス香などが複雑に豊かに香ります。口の中にブルーベリーやカシスをイメージする濃縮感ある果実味がやや強めに意識するグリーンテイストとスパイスの風味を伴い豊かに広がります。比較的豊かな酸とミネラルに富み、メリハリがあり、しっかりした骨格を備えています。タンニンは強めで収縮感ありますが、荒々しいところはありません。余韻は長く、果実の旨味と共に心地良い苦味の要素が後味に残ります。カシス、ブルーベリーをイメージする濃縮感ある果実味、強めに溶け込むグリーンテイストとスパイスの風味、タンニンは強めで力強く、しっかりした骨格を備えたカベルネ・フランらしい1本です。

麦ちゃん評価4.0点
お料理バナー

豚肉の香草焼き、パテドカンパーニュ、牛タンの塩焼き、ラムチョップステーキ

2017年ヴィンテージコメント (2021年9月24日試飲)

カシス、プラムなどを思わせる果実香、カラメル香、強く感じる杉の葉をイメージするグリーンテイスト、ナツメグ・胡椒などのスパイス香などが香ります。口の中に濃縮感ある果実味に香りから想像するような強いグリーンテイストを伴い豊かに広がります。程よい酸とミネラルを感じ、膨らみがあり、メリハリある味わいです。タンニンは強めですが荒々しいところはなく、あくまでもシルキーです。余韻はやや長く、後味にも果実の旨味と共にグリーンテイストが現れます。カベルネ・フランらしい強いグリーンテイストが特徴的、濃縮感あり、力強さも感じますが、シルキーで柔らかいヴィンテージです。

麦ちゃん評価 3.9点
お料理バナー

春菊と牛肉のすき焼き風煮込み、ピーマンの肉詰め、豚肉の香草焼き、スパイシーチキン

2016年ヴィンテージコメント (2018年2月6日試飲)

カシス、プラムのジャムなどを思わせる果実香、カラメル香、ヴァニラ香、ナッティーな風味、木質香、燻し香、杉の葉をイメージする青味の要素、ナツメグ・胡椒などのスパイス香、鉱物を感じるミネラルなどが香ります。口の中に程よい凝縮感ある果実味が程よい樽熟成の風味とグリーンテイストを伴って豊かに広がります。程よい酸とミネラルに富み、タンニンは強めで収縮感があり、骨格のしっかりした味わいです。余韻は長く果実の旨味と共に苦味と収斂性が後味に心地よく残ります。フランらしい杉の葉をイメージするグリーンテイストが心地よく、凝縮感あり骨格のしっかりした力強い味わいですが、意外にバランス良いヴィンテージです。

麦ちゃん評価 3.9点
2015年ヴィンテージコメント (2017年9月30日試飲)

カシス、ブラックベリーなどを思わせる果実香、杉の葉、ピーマンなどを意識する青味の要素を強めに意識し、カラメル香、ナッティーな風味、胡椒などのスパイス香などが香ります。口の中に程よい凝縮感ある果実味がスムーズに広がります。アルコールを強めに感じ膨らみがあり、比較的豊かな酸とミネラルに富み、メリハリがある味わいで、しっかりした骨格を感じ、繊細でバランス良い印象です。タンニンはやや強めで収縮感はあるものの荒らしいところはなくあくまでもシルキーです。余韻は長く、後味に青味の要素と僅かに収縮感が残ります。杉の葉やピーマンをイメージする青味の要素が心地良く、力強く凝縮感ありますが、あくまでも繊細でバランス良くまとまったヴィンテージです。

麦ちゃん評価 3.9点
2014年ヴィンテージコメント (2017年5月5日試飲)

カシス、ブルーベリーなどを思わせる果実香、カラメル香、チョコレート、ナッティーな風味、燻し香、ミントのイメージ、杉や植物の茎を意識する青味の要素、胡椒などのスパイス香などが香ります。口の中に程よい凝縮感のある果実味が広がります。アルコールを強めに感じ、ボリュームがあり、程よい酸とミネラルを感じ、メリハリがあり、適度な骨格を備えています。タンニンは強めで収縮感があるものの、荒々しいイメージはなく、全体的に繊細で心地よい印象さえ感じます。余韻は長く、後味に苦味と収斂性がやや強めに現れます。カベルネフランらしいミントのイメージや青味の要素を心地よく感じ、凝縮感あり力強いけれど、あくまでも繊細で綺麗なイメージの上質なお買い得カベルネ・フランと言えます。

麦ちゃん評価 3.9点
南アフリカのワインの凄さの要因

穏やかな地中海性気候の下、ブドウ栽培に最適な気候に恵まれた南アフリカ・ケープタウン周辺では、350年も前から伝統的に高品質なワインを造り続けてきました。 歴史的には、カリフォルニアやオーストラリアなどの国々より100年以上も早いのです。
しかし高品質なワインが造られるようになったのは1990年代前半にアパルトヘイトが終わってからとなります。アパルトヘイトが終わり、国際市場の中で自由に貿易ができるようになった南アフリカワインは、約600のワイナリーが存在し、数多くの高品質なワインを生産しています。
最近では国際的なワイン大会で数多くの賞を受賞し、世界中のワイン専門家達にも絶賛されている最も注目されている国の一つです。
また、ブドウ畑の景色の美しさは世界一と言われ、訪れる人を魅了しています。

南アフリカ・ケープタウン周辺では、あまり農薬を使用しなくても良いほど、ブドウ栽培に最適な気候に恵まれています。それは、豊かな太陽の恵みと、強い風が様々な病気や害虫を寄せつけないからです。収穫時期( 2月~3月)には、ほとんど全く雨が降りません。一般的には、防カビ剤を必要な時に散布する程度で、防虫剤や除草剤などを使用しないワイナリーが多いのです。 具体的には、例えば、防虫剤を使用せずに、畑にアヒルやホロホロ鳥を放し飼いにしていたり、化学肥料の代わりに鶏糞や有機肥料を使用しています。また、除草剤の代わりにブドウ畑に麦を植えて雑草が生えないようにしているなど、環境に配慮した栽培を行っています。そして収穫は丁寧に手摘みされています。 また、政府による厳しい環境基準(IPW:環境に優しいワイン生産プログラムのガイドライン)が設けられており(世界でも最も厳しい基準の国の一つで、欧米やオーストラリアなどの国々が見学に訪れています)、減農薬・酸化防止剤微量使用、リサイクルの徹底など、環境的にも人体的にも健康的なワイン造りが行なわれています。
酸化防止剤の使用量の許可基準については、ドイツ( 300mg/L以下)やフランス(350~ 400mg/L以下)などのヨーロッパの国々に比べても使用制限量が一番低く設定されています (南アフリカでは250mg/L以下)。保存料(ソルビン酸)なども使用されていません。
収穫量も大抵のワイナリーは平均5~8トン/ヘクタール前後で生産量を抑えながら、むしろより良質なブドウを栽培することに努めています。このように南アフリカでは、生産者ができる限りの自然な方法で丁寧にブドウを栽培しています。