ボルドーの名門が南アフリカで手掛けたワイン!
フランス・ボルドー・ポイヤック2級シャトー・ピション・ロングヴィル・コンテス・ド・ラランドの元オーナー、メイ・エレーヌ・ドゥ・ランクザン夫人が、1988年に南アフリカを訪問した際に、この地域のワインの品質の高さとポテンシャルを感じ、2003年にグレネリーを購入しました。ワイナリーは、ステレンボッシュ地区シモンズバーグ山脈の南側のスロープ(より涼しい斜面)に位置しています。2007年には、シャトー・アンジェリュス(フランス・サンテミリオン地区)とラステンバーグ(南アフリカ・ステレンボッシュ地区)の両名門ワイナリーで醸造経験を積んだ現在の醸造家ルークが加わりました。更に2009年から「南アフリカを代表するスワートランド地区の雄」、バデンホーストのオーナー兼醸造家のアディが、醸造コンサルタントとして加わっています。素晴らしい環境とプロフェッショナルなチームが最新設備を使用しながら赤を中心にクラシックなスタイルのワインを生産しています。
「ポイヤックの貴婦人」と呼ばれる「シャトー・ピション・ロングヴィル・コンテス・ド・ラランド」
メドック第2級のボルドーワイン。75haの敷地を持ち、ジロンド県のポーイヤック村に位置しており、ポーイヤックのAOCに格付けされています。2007年に世界有数なシャンパン製造会社ルイ・ロデレールグループ傘下に入っています。
今では「スーパーセカンド(1級並みの品質をもつ2級)」の中でもトップクラスと言われるほど、人気の高いワインとなりましたがこの名声を築いたのは、元オーナーのランクザン夫人です。1970年代終わりから1980年代初めにかけて、ランクザン夫人のエネルギッシュな舵取りのもとで、その品質が驚くべき高みにまで上りつめたのは疑う余地がありません。ワインは知的な造り方をされ、暗い色合いで、しなやかで果実味に富み、なめらかで、若いうちから飲むことができ、シャトー・マルゴーやシャトー・パルメとともに、最も有名なメドックのシャトーとしての風格があり、このワインは「ポイヤックの貴婦人」という呼び名のように、まさに女性的に仕上がっています。