ハーテンバーグ Hartenberg
南アフリカを代表する老舗かつプレミアム・ワイン生産者
1692年設立の南アフリカを代表する老舗かつプレミアム・ワイン生産者の一つです。敷地内の畑の高低差は標高で280m。畑の斜面は、北、東、西向き。その土地を使ってそれぞれの最適な品種を栽培しています。平均気温は年間で12-26℃。年間降水量は600mm。ワイン作りのコンセプトは、「他にはない、ずば抜けて高品質なワインを作ること。」南アフリカで最大の地下セラーを持ち、特に赤ワインの評価が高いです。ワインは、南アフリカでも屈指のセラーマスターのカールが、管理しています。彼の下に醸造責任者、栽培責任者がおり、チームで最高のワイン作りに取り組んでいます。社会貢献として、PEBBLES(ペブルス:南アフリカの子供の教育支援団体(NGO))を支援しています。また、南アフリカの生物多様性保護プログラム(BWI)にも参加し、環境にも配慮した経営を行ってます。
「グラベルヒル」について
グラベルヒルの初ヴィンテージ(当時は「モンターニュ」というラベル)は1978年。その後1995年に現在のグラベルヒルという名前になりました。セラーマスターのカールは、1993年に同社で働き始めた時に「グラベルヒル」の畑のシラーズが、同社の他の畑から出来たシラーズと比べて特別なレベルであることを発見し、その後、ケープ・ワインメーカーズ・ギルド(CWG)に加盟し、CWGオークション用に、このグラベルヒルを生産しました。グラベルヒルは、2007年の同オークションのシラーズ部門では、最高値で取引され、また、全てのエントリーワインの中でも2番目に高い金額で落札されました。また、このグラベルヒルは、CWGオークションに最も長くエントリーしている長い歴史のある商品になっています。植樹は1970年代(約40年)。グラベルヒルの畑は、表面は約40cmの砂利質の土壌になってます。その下に粘土質の層があり、ブドウの根は、その砂利質の土壌を突き抜け、粘土質の層まで数メートルにも伸びています。冬の雨は砂利土壌を抜けて、下の粘土層にまで達します。この特別なブロックは、ブドウ1本の木に数房しか出来ず、またブドウのサイズも通常のシラーズの半分程度で、その結果、凝縮した香りと色のユニークなブドウが育ちます。
2017年 4月24日 南アフリカワインの試飲会 東京都八芳園にて
ハーテンバーグのマーケティング&セールス・マネージャー ヘリーンさんと記念撮影
2018年 2月 南アフリカ訪問 南アフリカでも屈指のセラーマスターのカール氏と記念撮影(左)
南アフリカで最大級の地下セラーと言われています(右)