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アタラクシア セレニティ アタラクシア・ワインズ Ataraxia Wines

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「ピノノワール」と「サンソー」のブレンドから生まれる
綺麗な酸が特徴的な優しくチャーミングで透明感ある1本!

2019年ヴィンテージ麦ちゃん評価

4.2点

ワイン情報
■タイプ 赤 (Red Wine)
■ボディー
■産地 南アフリカ W.O.ウェスタン・ケープ (South Africa)
■ぶどう品種 ピノ・ノワール サンソー (Blend)
■生産者 アタラクシア・ワインズ
■熟成・醸造 樽熟成11ヶ月 225リットルフレンチオーク樽(新樽20%、2年目樽80%)
■アルコール度数 13.5%

ワインブティックヴァンヴァン本店【会員特別価格商品】

南アフリカワイン|アタラクシア セレニティ 2020 赤ワイン フルボディー

  • 南アフリカ
  • 赤ワイン・フルボディー
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在庫数 4
生産者情報

アタラクシア・ワインズ Ataraxia Wines

2004年にケヴィン・グラント氏によってヘルマナスの高台に設立されたワイナリー。ケヴィンは南アフリカのトップワイナリーで醸造長を務めたのち、フランス、オレゴン、オーストラリア、ニュージーランドにも収穫の手伝いをしつつ修業を重ねてきました。レジェンド的存在のケヴィンが、更なる高みへ昇 華させるべく設立されました。ワインは全て予約販売。オーダー分の割当がもらえない程、世界が注目しているワイナリーです。年産10万本。

畑はアペラシオンであるウォーカー・ベイ内のヘメル・アン・アードと言われるエリアにあり、その中でもヘメル・アン・アード・リッジからアフリカの最南端であるケープ・アギュラスの西側にまで至っています。東西の長さは約35kmに及んでおり、非常に穏やかな気候は氷で覆われた南大西洋に非常 に近いことに起因しているといえます。14種類の土壌タイプがテーブルトップマウンテンの砂岩室、ケープ花崗岩、ボッケべルド頁岩から派生しています。そしてこうした地質は1000万年以上も昔にさかのぼることができるということからも、このワイナリーが地球上の最も古い土壌を耕している事 実に驚嘆します。全ての畑がこうした土壌の標高の高い南面に位置しています。このような土壌にはどの品種が適しているのか綿密な研究を重ねた結果、テロワールを最も表現できるのはシャルドネとピノノワールであるという結論にいたりました。

過去のテイスティングコメント
2019年ヴィンテージコメント (2022年12月16日試飲)

プラム、アメリカンチェリーなどを思わせる果実香が主体です。カラメル香、ナッティーな風味、木質香などが加わります。口に中に程良く濃縮したアメリカンチェリーをイメージする果実味が素直に広がります。比較的豊かで綺麗な酸と程よいミネラルを感じ、透明感があり、しっかりした骨格を備えています。タンニンは程良いものがありますが、シルキーで柔らかく、荒々しいところはありません。余韻は長く、優しい果実の旨味が後味に心地良く残ります。ミディアムボディーで柔らかく、アメリカンチェリーやプラムをイメージするチャーミングな果実の旨味が素直に広がり、綺麗な酸を感じ、透明感があり、優しいけれど骨格のしっかりしたヴィンテージです。

麦ちゃん評価 4.2点
お料理バナー

鶏肉の赤ワイン煮込み、豚肉のピカタ、マグロのカツレツ、鶏肉のカシューナッツ炒め

2018年ヴィンテージコメント (2021年3月7日試飲)

アメリカンチェリー、プラムなどを思わせる果実香、スミレの花、カラメル香、僅かに胡椒などのスパイス香、動物的ニュアンスなどが香ります。口の中にア メリカンチェリーをイメージする程良い濃縮感ある果実味が素直に広がります。綺麗な酸と程よいミネラルを感じ、透明感があり、しっかりした骨格も感じます。タンニンは柔らか くシルキーで荒々しいところはありません。余韻はやや長く、果実の旨味共に、後味に残る苦味の要素が心地よく感じられます。アメリカンチェリーをイメージする優しい果実味 が素直に広がり、綺麗な酸を感じ、透明感があり、しっかりした骨格を感じ、次第にアミノ酸を意識する旨味や様々な複雑味が現れるピノ・ノワールのようでピノとは違う印象 のヴィンテージです。

麦ちゃん評価 4.2点
2017年ヴィンテージコメント (2019年8月22日試飲)

アメリカンチェリーのジャム、プラムなどを思わせる果実香、カラメル香、ミルキーな風味、ナッティーな風味、僅かに燻し香、胡椒などのスパイス香などが 香ります。口の中に程よい濃縮感ある果実味が心地よい樽熟成から由来する風味を伴い豊かに広がります。比較的強くハッキリした酸とミネラルに富みメリハリがあり骨格のし っかりした味わいです。タンニンは強めで収縮感ありますが、あくまでもシルキーで荒々しいところはありません。余韻は長く、果実の旨味と共に苦味と収斂性が心地よく後味に 残ります。程よい濃縮感ある果実味が、心地よい樽熟成から由来する風味を伴って豊かに広がり、チャーミングですがメリハリがありしっかりした骨格を感じ、シルキーですが柔 らかいバランス良いヴィンテージです。

麦ちゃん評価 4.2点
2016年ヴィンテージコメント (2018年8月10日試飲)

フランボワーズ、アメリカンチェリーのジャムなどを思わせる果実香、ミルキーな風味、カラメル香、木質香、燻し香、ナッティーな風味、胡椒などのスパイ ス香、僅かに動物的ニュアンス、鉱物を感じるミネラルなどが香ります。口の中に程よい濃縮感ある果実味が豊かにチャーミングに広がります。 比較的豊かな酸と適度なミネ ラルを感じ、透明感さえ感じる繊細で綺麗な味わいです。タンニンは程よいものがありますが、シルキーで柔らかく荒々しいイメージはありません。余韻は長く、果実の優しい旨 味と共に後味に僅かに苦味と収斂性が現れます。程よい濃縮感のある優しい果実 味が心地よく広がり、綺麗で透明感さえ感じるバランス良くまとまった洗練されたヴィンテ ージです。

麦ちゃん評価 4.15点
2015年ヴィンテージコメント (2017年9月5日試飲)

アメリカンチェリー、プラムなどを思わせる果実香、ミルキーな風味、カラメル香、黒糖、木質香、ナッティーな風味、胡椒などのスパイス香、僅かに鉱物 を感じるミネラルなどが香ります。口の中にチャーミングでジャミーな果実味が豊かに広がります。ミディアムからフルボディーで膨らみがあり、程よ い酸とネラルを備え、非常に綺 麗な味わいで、適度な骨格を意識します。タンニンはシルキーで柔らかく、荒らしいところはなく、優しい印象です。余韻は長く心地良い果実味が後味にいつまでも残る印象 です。ピノ・ノワールに近いイメージを感じます。チャーミングでジャミーな果実の旨味が素 直に広がり、綺麗で心地良いエレガントな味わいは、思わず単純に美味しいと言って しまいそうな1本です。

麦ちゃん評価 4.3点
2011年ヴィンテージコメント (2016年8月12日試飲)

カシス、ブルーベリーのジャムなどを思わせる果実香、ミルキーな風味、カラメル香、木質香、ナッティーな風味、胡椒などのスパイス香、鉱物を感じるミ ネラルなどが香ります。口の中に凝縮した濃い果実味が広がります。アルコールを強めに感じ、ボリュームがあり、比較的豊かな酸とミネラルを 感じ、骨格のしっかりした骨太の 味わいです。タンニンは強く、未だ収縮するものを感じますが、荒々しいイメージではありません。長い余韻を備え、果実の旨味が口中に長く残る印象です。凝縮感のある複 雑な風味を伴った、旨味の要素が濃い果実味が豊かに広がり、ボリュームがあり骨太で すが、シルキーで繊細なイメージさえ感じる、あくまでも柔らかい洗練された上質なロ ーヌブレンドの逸品です。

麦ちゃん評価 4.15+点
2009年ヴィンテージコメント (2015年10月21日試飲)

ブルーベリー、ブラックベリーなどを思わせる果実香、ミルキーな風味、燻し香、カラメル香、木質香、ブラックペッパー、ナツメグなどのスパイス香、鉱物を 感じるミネラルなどが豊かに香ります。口の中に程よい凝縮感のある果実の旨味が広がります。比較的豊かな酸を備え、ミネラルに富み、しっ かりした骨格を備えていますが、 繊細で洗練されたイメージを感じます。タンニンは強めでやや収縮感はあるものの柔らかくシルキーなイメージです。余韻は長く、果実の旨味と共に、僅かに収斂性と苦味の要 素が現れます。程よい凝縮感があり、スパイシーで力強さも感じますが、あくまでも洗 練されたイメージで、バランス良く心地良い今飲んで美味しく楽しめる南アのローヌブレン ドです。

麦ちゃん評価 4.15点
南アフリカのワインの凄さの要因

穏やかな地中海性気候の下、ブドウ栽培に最適な気候に恵まれた南アフリカ・ケープタウン周辺では、350年も前から伝統的に高品質なワインを造 り続けてきました。 歴史的には、カリフォルニアやオーストラリアなどの国々より100年以上も早いのです。
しかし高品質なワインが造られるようになったのは1990年代前半にアパルトヘイトが終わってからとなります。アパルトヘイトが終わり、国際市場の中 で自由に貿易ができるようになった南アフリカワインは、約600のワイナリーが存在し、数多くの高品質なワインを生産しています。
最近では国際的なワイン大会で数多くの賞を受賞し、世界中のワイン専門家達にも絶賛されている最も注目されている国の一つです。
また、ブドウ畑の景色の美しさは世界一と言われ、訪れる人を魅了しています。

南アフリカ・ケープタウン周辺では、あまり農薬を使用しなくても良いほど、ブドウ栽培に最適な気候に恵まれています。それは、豊かな太陽の恵みと、 強い風が様々な病気や害虫を寄せつけないからです。収穫時期( 2月~3月)には、ほとんど全く雨が降りません。一般的には、防カビ剤を必要な時に散布する程度で、 防虫剤や除草剤などを使用しないワイナリーが多いのです。 具体的には、例えば、防虫剤を使用せずに、畑にアヒルやホロホロ鳥を放し飼いにしていたり、化学肥料の代わりに鶏糞や有機肥料を使用しています 。また、除草剤の代わりにブドウ畑に麦を植えて雑草が生えないようにしているなど、環境に配慮した栽培を行っています。そして収穫は丁寧に手摘みされています。 また、政府による厳しい環境基準(IPW:環境に優しいワイン生産プログラムのガイドライン)が設けられており(世界でも最も厳しい基準の国の一つ で、欧米やオーストラリアなどの国々が見学に訪れています)、減農薬・酸化防止剤微量使用、リサイクルの徹底など、環境的にも人体的にも健康的なワイン造りが行なわ れています。
酸化防止剤の使用量の許可基準については、ドイツ( 300mg/L以下)やフランス(350~ 400mg/L以下)などのヨーロッパの国々に比 べても使用制限量が一番低く設定されています (南アフリカでは250mg/L以下)。保存料(ソルビン酸)なども使用されていません。
収穫量も大抵のワイナリーは平均5~8トン/ヘクタール前後で生産量を抑えながら、むしろより良質なブドウを栽培することに努めています。このよう に南アフリカでは、生産者ができる限りの自然な方法で丁寧にブドウを栽培しています。

※麦ちゃん評価とは?