1928年設立のステレンボッシュ地区の名門。現在は兄弟二人がワイナリーを運営しています。兄コビー氏はブドウ栽培と経営を担当弟ターティス氏は製造とマーケティング担当ワイナリーに入る前は兄弟それぞれ別の道を選んでいたと言います。兄コビー氏会計の勉強を、弟ターティス氏は歯医者の道を目指していたとのことです。家族経営のワイナリーとしては、ブドウ畑だけで500haを所有し、200ha栽培しブティック・ワイナリーでありながら規模が大きいワイナリーと言えます。畑はヘルダーバーグとボタラリー、デヴォンヴァレーの3箇所あり、全て自社ブドウで、古いブッシュヴァインの畑が多く35年以上の樹齢11%にも及びます。ボタラリーは白特にシュナン・ブランの産地として知られています。
【ワイナリーの特徴】
(1) ブティック・ワイナリーでありながら生産量も多い。
(2) 古いワイナリーなので、ブドウの樹齢も長い=高品質ワインが出来る。
(3) 低価格~高級品まで3種の様々なレンジを持っている。
(4) 2010年から全ての商品をフェアトレードに登録し、現在の南アフリカのフェアトレード・ワインとしては、最高品質と様々な価格やレンジ、さらに大きな数量も提供できるワイナリー。
【ロンドン・オリンピックに選ばれた理由】
まず、2012年のラベルが出来ること(南半球なので収穫が早い。ロンドン・オリンピックでは2012年のヴィンテージが使用される)。フェアトレードで高品質なこと。375mlで400万本用意できること。フェアトレードの基準を満たす南アフリカ最大のワイン生産者。ネルソン・マンデラ元大統領の誕生日会に供された名門ワイナリーとしても知られ、2012年ビンテージのオリンピック・ワインにはシュナンブランの白、そしてピノタージュ、シラーズ、メルローから成るロゼを提供。リサイクル可能な750mlと187mlのペットボトル入りで用意される。