2007年、ルイス・ドゥアルテ氏によってポルトガルで注目のワイン産地アレンテージョに設立された新進気鋭のワイナリー。ポルトガル国内の評価誌で2度NO.1メーカーとして選出され、多数のワイナリーでコンサルタントを務めるルイス・ドゥアルテ氏が自身で立ち上げたワイナリーです。手摘みされたブドウを贅沢に使用しながらもリーズナブルな価格を追及する彼のワインは、米国を代表する評価誌「ワイン・エンスージアスト」を始めとし数多くの高評価を獲得しています。
ワイナリー・オブ・ザ・イヤーをポルトガルで初めて2度受賞した凄腕
ルイス氏はドウロ生まれ。1987年からワインの醸造コンサルタントとして働き始め、数多くのワイナリーで品質向上に成功。一躍スター・コンサルタントとして高い注目を集めます。そんな彼の活躍が初めて認められたのは1997年。ポルトガルの権威ある評価誌“Revista de Vinhos”でワインメーカー・オブ・ザ・イヤーに選ばれました。その後も2007年に再度同賞に選出、ポルトガルで初の快挙となりました。また、ドイツの評価誌“Der Feinschmecker”の“Wine Awards 2010”にてベスト・ワインメーカー・オブ・ザ・イヤーにノミネート、さらに彼のワイン「ラ・パリーガ・ダ・キンタ」がワイン・エンスージアスト誌で毎年高い評価を得ているなど、世界的にも凄腕の醸造家として知られるようになりました。
ラ・パリーガ・ダ・キンタ、ワイン名の由来
「ラ・パリーガ・ダ・キンタ」とはポルトガル語では「農園の娘」を意味する言葉ですが、同じくポルトガル語が公用語となっているブラジルでは何故か「火曜日のあばずれ」という意味になるそうです。なんともミステリアスな対比ですが、楽しみながらワインを飲んでもらいというルイス氏のユーモア感覚で名付けられました。