「世界的に注目を集めるドウロ」・・ドウロは元々ポートワインを造っていたエリアで、アルコールの高いワインが出来ます。近年、甘口ワインのニーズが無くなってきたことから、良質な葡萄を使った辛口ワインが造られるようになってきました。近年、「ワインスペクテーター」でも、高い評価を得ています。
「売り上げは順調。でも最も大切なのはチームだ」・・ポルトガルはトレンディな国となっており、リスボンからポルトにも、地元のレストランにも観光客が訪れ、売り上げも3年で3倍になっています。それによって得た収益の殆どすべては畑や発酵槽などの醸造設備に投資しています。1999年に1人でスタートしましたが、現在は28人のスタッフがいます。複数のワイナリーを持つので、収穫の時期は畑から畑へ12,000kmを移動します。「自分にとって最も大切なのはチームだ。次にベイラのワイン。好きなことをして生きたい。好きなことをすることが、私にとって成功の秘訣だ」とルイは話しています。
カステロ・ダルバ
カステロ・ダルバは、ルイ・ロボレド・マデイラの持つブランドのひとつです。30年間契約している農家からの葡萄、100%管理の5つのキンタの葡萄、4つの農協からの葡萄を使っています。また、各キンタの名前でボトリングした残りのワインを、カステロ・ダルバにブレンドします。ルイは、4つの農協のコンサルタントをしていて、葡萄からワイン造りまで全ての行程が彼の指示に沿って行なわれます。そのため、その中の最高の品質のワインをルイ・ロボレド・マデイラで買い取ることが出来ます。