マールボロの多彩なアロマを掛け合わせマールボロワインを更なる高みへ導く
『トゥー・リヴァーズ』は、マールボロで生まれ育ったワインメーカー「デイビッド」により2004年に設立されたワイナリー。世界的なワイン産地であるマールボロを育む2つの河川、「ワイラウリヴァー」と「アワテレリヴァー」から命名。デイビッドはフランス、スペイン、コルシカ、アメリカ、チリで25ヴィンテージを経験し、それぞれの産地で学んだ知識を生まれ故郷であるマールボロへと持ち帰ります。マールボロの多様な風景を投影するワイン造りを志向してワイナリーを立ち上げました。
デイビッドはマールボロの2つのバレーから的確にミクロクリマを表現できる最良のヴィンヤードの葡萄を掛け合わせてワインを造ることに最も情熱を注いでいます。これらの葡萄から複雑さと深み、そして優雅なワインを造り出します。トゥー・リヴァーズはデイビッドの経験、マールボロの伝統と多様性、そしてクラフトマンシップの融合によりマールボロワインを更なる高みへと導く、新進気鋭のワイナリーです。
マールボロの地で5世代続くファーマーの息子として、デイビッドはマールボロで生まれ育ちました。彼はこの世界的なワイン産地に生まれたことを誇りに思っています。若き日のデイビッドはマールボロの渓谷や川を駆け回って遊び、自身の体でマールボロの全てを体感してきました。17歳からワインに興味を持ちワイナリーに出入りしていたデイビッドは、ニュージーランドで栽培と醸造学を学び、Stoneleighとvavasourでのヴィンテージ経験を経て海外へと渡ります。コンサルタントワインメーカーとして、世界各地で25ヴィンテージを経験しました。ヨーロッパの古典的な地域も巡り、多種多様な自然と人が生み出す葡萄、そしてワインに触れ、デイビッド自身の感性を高めてきました。
ニュージーランドに戻ったデイビッドはMount Rileyのワインメーカーとして働いたのち、2004年に念願のワイナリー設立を果たします。偉大なワインにはヴィンヤードが鍵であると常に考えるデイビッドは、生まれ育ったマールボロに対しての深い見聞と知識、そしてこれまでの国際的な経験を生かし、この二つの川の周囲に存在する個性的なミクロクリマを表現するヴィンヤードから、マールボロワインを更なる高みへと導くワイン造りを追求しています。