ニュージーランド最高峰のピノ・ノワールを生み出す生産者
ニュージーランドのセントラル・オタゴ地区にブティック・ワイナリーとして1998年、バノックバーンにあるブドウ栽培家ら4人によって設立されました。設立の翌年には、ニュージーランド航空・ワイン・アワードでピノ・ノワールがゴールドメダルを獲得し、一躍名を馳せました。英国の評論家マシュー・ジュークスとオーストラリアの評論家タイソン・ステルツァーによる、ニュージーランドのピノ・ノワール生産者の格付け「グレート・ニュージーランド・ピノ・ノワール・クラシフィケーション」では、マウント・ディフィカルティは第1回の格付けから5つ星を獲得し、常にトップに君臨しています。
ワイナリーのあるセントラル・オタゴ地区は、ニュージーランドで唯一の半大陸性気候であり、同地区内のバノックバーンと呼ばれるサブリージョンは、粘土質と砂利が混ざった理想的な土壌であり、ワイナリーの名前でもあるディフィカルティ山によって降雨量は少なく、湿度も低く保たれています。暑い夏、昼夜の大きな寒暖差、長く涼しい秋は、ピノ・ノワールに最適な条件をもたらしています。これらの条件により、セントラル・オタゴ地区の中でも熟した凝縮感のあるスタイルは、世界的な評価を得ています。
マウント・ディフィカルティは、「Sustainable Winegrowing New Zealand(SWNZ)」と呼ばれるサステイナブル認証を受けています。認証の基準よりも高い基準を自社で設け、ワイナリーでは熱や水などの使用をできるだけ抑える試みや、ブドウ畑ではオーガニックへの転換を図っています。使用する殺虫剤や除草剤のほとんどは、オーガニックの認証を受けています。