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番イ TSUGAI 甲州 シュル・リー
大和葡萄酒株式会社

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創業100年の歴史が醸す豊かな香りと味わい!
山梨県 勝沼の白ワイン!
ミネラル豊富な畑で収穫した葡萄を使用
強く綺麗な酸が特徴的なお買い得な甲州種の日本ワイン!

2020年ヴィンテージ麦ちゃん評価

3.9点

ワイン情報
■タイプ 白 辛口
■産地 日本 山梨 (Japan)
■ぶどう品種 甲州種
■生産者 大和葡萄酒株式会社
■熟成・醸造 ミネラル豊富な畑で収穫した原料葡萄使用 シュール・リー製法
■アルコール度数 12.0%

ワインブティックヴァンヴァン本店【会員特別価格商品】

日本ワイン|番イ TSUGAI 甲州 シュル・リー 2022
白ワイン 辛口

当店通常販売価格 ¥ 1,920 税込
会員特別価格 ¥ 1,895 税込
  • 日本ワイン
  • 白ワイン辛口
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在庫数 19
生産者情報

大和葡萄酒株式会社

大和葡萄酒の歴史

大和葡萄酒の創業家である萩原家は江戸時代初期より山梨市落合にて代々油問屋(約250年間)を営んでいました。当時親戚のつくり酒屋と大地主である萩原3家で庄屋としての役割を兼務しており、代々右八を襲名していました。明治の文明開化と共に、明かりを灯す油は電気に替わり家業の油問屋は廃業を余儀なくされ、現在の山梨市下栗原に移転しました。
明治の時代を生き抜いた萩原保太郎(13代目最後の右八)は製材業・穀物卸・ぶどう園・都内不動産貸付・酒屋などを家業に山梨市下栗原の栗原葡萄酒組合(現在の勝沼フジッコワイナリー株式会社の設立に寄与してきました。当社の創業は、保太郎が勝沼に基盤を移した時大正2年と致しています。その後代は啓太郎に替わり、第十一葡萄酒組合の設立に寄与してまいりました。
昭和28年第十一葡萄酒組合は大和葡萄酒株式会社に法人化致しました。昨今では、1990年に長野工場開設、1995年にビール事業、そして2001年より当社骨子になるワインブランド構築を行っています。現在の社長・保樹は4代目です。

日本古来の品種を原料に日本独自のワイン造りが大和葡萄酒の理念!

世界品質のワインを醸造するためにまず重要なのが産地形成です。ワインとは個性ですので、例えば世界で広く栽培されているメルロー種を醸造原料としてワインを造り続けても甲州が 世界的なワインの産地として認められる事はありません。つまり甲州の個性を持った、日本にしか出せない味を目指さなければ甲州で醸造する意味がありません。勝沼が日本におけるブドウの発祥の地であることはよく知られています。その日本最古の品種とは甲州種であり、さらに甲州種のなかでも日本最古の樹であろうと言われているのが、大和葡萄酒の管理する指定文化財「甲龍」(樹齢約130年)です。大和葡萄酒ではその「甲龍」と、同様の指定文化財の三森甲州(樹齢約100年)より枝分けした甲州種のブドウなどを使用した日本独自のワインを醸造しています。その他、竜眼(樹齢90年)、甲州三尺、紫葡萄など、日本の古来品種のブドウからも、ワインを醸造しています。

甲州種とは?
ワイン醸造に適したヴィティス・ヴィニフェラ系のブドウです。

甲州(こうしゅう)は、勝沼を中心に山梨県で栽培され既に1280年の歴史をもつ日本固有の品種で、甲州葡萄とも呼ばれています。生食用または白ワイン醸造用の兼用品種として栽培されていますが、実際は日本に多いアメリカ系の食用向きのブドウ【ヴィティス・ラブルスカ】ではなく、ヨーロッパ系のワイン醸造に適したブドウ【ヴィティス・ヴィニフェラ】であることが明らかにされています。房はやや長く、果実は中くらい、藤色または明るいえび茶色で、「灰色ぶどう」と呼ばれる色合いです。甘みはありますが、香りは比較的あっさりしていて、酸味も弱く、癖のないのがこの品種の特徴です。江戸時代以前は生食専用でしたが、明治期のワインの醸造技術が伝わると、出荷にむかない果実などを利用した勧業政策が県庁主導で行われ、ワインの醸造が行われるようになりました。今後世界に向けて発信していきたいオリジナル品種です。

過去のテイスティングコメント
2020年ヴィンテージコメント (2022年4月7日試飲)

ピーチ、オレンジなどを思わせる果実香、白い花をイメージするフローラルな香り、シロップ香などが香ります。口の中にピーチやレモンをイメージするフレッシュな果実味がストレートに飛び込んでくる印象です。比較的豊かでハッキリした酸と程よいミネラルを感じ、爽やかで透明感があり、メリハリがあり、しっかりした骨格を備えています。余韻は中庸で優しい果実の旨味と共に後味に心地良いアミノ酸の旨味を感じます。ピーチやレモンをイメージするフレッシュな果実味、強くハッキリした綺麗な酸、爽やかで透明感があり、しっかりした骨格を備えたキリッとした辛口であくまでも優しい甲州種のお買い得な1本です。

麦ちゃん評価 3.9点
お料理バナー

甘エビのお造り、イカそうめん、揚げ出し豆腐、海老とホタテのちらし寿司

2019年ヴィンテージコメント (2021年3月23日試飲)

ピーチ、メロンなどを思わせる果実香、シロップ、水飴、石灰質を感じるミネラルなどが香ります。口の中にフレッシュで優しい果実味が素直に広がります。比較的豊かな酸とミネラルに富み、爽やかですがメリハリがある味わいです。余韻は中庸で、後味に果実の旨味と共に僅かに残る収斂性が心地よく感じられます。フレッシュで優しい果実味が素直に広がり、比較的豊かな酸とミネラルに富み、爽やかでメリハリあり、しっかりした骨格を備え、次第にアミノ酸を意識する旨味が現れる、和食全般に合わせ易い1本です。

麦ちゃん評価 3.85点
2018年ヴィンテージコメント (2019年6月3日試飲)

ピーチ、レモンなどを思わせる果実香、白い花をイメージするフローラルな香り、シロップ・水飴、僅かに石灰質を感じるミネラルなどが香ります。口の中に香りから想像するようなピーチやレモンのようなフレッシュな果実味が豊かに広がります。次第にアミノ酸を意識する旨味が現れる印象です。比較的強くハッキリした酸とミネラルに富み、爽やかな印象ですが、メリハリがあり、骨格のしっかりした味わいです。余韻は中庸で果実の旨味と共に後味に苦味と収斂性がやや強めに現れます。ピーチやレモンをイメージするフレッシュな果実味がストレートに広がり、次第にアミノ酸を意識する旨味が現れ、強くハッキリした酸とミネラルに富み、爽やかですがしっかりした骨格を感じるヴィンテージです。

麦ちゃん評価 3.85+点
2017年ヴィンテージコメント (2018年7月19日試飲)

ピーチ、アンズなどを思わせる果実香、白い花を意識するフローラルな香り、シロップ、水飴、石灰質を感じるミネラルなどが香ります。口の中にフレッシュな果実味がストレートに飛び込んでくる印象です。次第にアミノ酸を意識する旨味が現れる印象です。強くハッキリした綺麗な酸とミネラルに富み、爽やかで透明感がありしかも適度な骨格を意識します。余韻はやや長く、果実の優しい旨味と共に現れる僅かな苦味と収斂性が心地よく感じられます。アンズを思わせるフレッシュな果実味がストレートに広がり、次第にアミノ酸を意識する旨味が現れ、強くハッキリした綺麗な酸とミネラルに富み、爽やかで透明感ありますが、適度な骨格も備えた非常にお買い得な日本ワインと言えます。

麦ちゃん評価 3.9+点
2016年ヴィンテージコメント (2017年5月31日試飲)

ピーチ、オレンジなどを思わせる果実香、僅かに白い花、シロップ、水飴、石灰質を感じるミネラルなどが香ります。口の中にフレッシュで優しい果実味が心地よく広がります。次第にアミノ酸を意識する旨みが膨らむイメージです。綺麗な酸と適度なミネラルを感じ、優しく心地よい味わいですが、ぼやけた印象はなく、メリハリある味わいです。余韻は中庸で、優しい果実の旨味と共に僅かに収斂性が残ります。優しくチャーミングで綺麗な果実味と共にアミノ酸を意識する旨みが心地よく広がる癒し系のヴィンテージです。繊細な日本料理によく合う1本と言えます。

麦ちゃん評価 3.8+点
2015年ヴィンテージコメント (2016年5月21日試飲)

ピーチ、洋ナシなどを思わせる果実香、シロップ、蜂蜜香、石灰質を感じるミネラルなどが香ります。口の中に透明感のあるフレッシュで優しい果実味が素直に広がります。雑味なくクリーンな味わいで、比較的豊かな酸と程よいミネラルを感じ、爽やかで透明感ありますが、適度な骨格も備えています。余韻は中庸で、果実の旨味と共にアミノ酸を思わせる旨味が現れ、僅かですが苦味と収斂性が残ります。フレッシュでチャーミングな果実味が素直に広がる、雑味なくクリーンで爽やかな、心地良いヴィンテージです。価格的にもお手頃ですので日本の食卓には最適な1本と言えるでしょう。

麦ちゃん評価 3.85+点
2014年ヴィンテージコメント (2015年5月14日試飲)

アンズ、ピーチなどを思わせる果実香、コンポート、シロップ、蜂蜜香、白い花のイメージ、石灰質を感じるミネラルなどが香ります。口の中に香りから想像するようなフレッシュで優しい果実の旨味と併せて、アミノ酸を思わせる旨味が広がります。比較的強く、綺麗ですがキリッとした酸を感じ、ミネラル感に富み、爽やかでクリーンなイメージですが、しっかりとした骨格も備えています。余韻は中庸で、旨味の要素と共に、ミネラルと酸から由来する僅かな収斂性と苦味の要素が現れます。フレッシュで優しい果実の旨味が豊かに広がるクリーンで爽やかな印象のヴィンテージですが、キリッとした酸とミネラルを備え、しっかりした骨格を感じる上質な甲州種の日本ワインです。

麦ちゃん評価 3.85+点
2013年ヴィンテージコメント (2015年1月31日試飲)

アンズ、リンゴなどを思わせる果実香、蜂蜜香、コンポート、石灰質・貝殻を感じるミネラルなどが豊かに香ります。口の中に、優しいイメージですが、やや熟し気味の果実の旨味が広がります。併せて、蜂蜜やアミノ酸を感じる旨味の要素が徐々に膨らむイメージです。綺麗で適度な酸を備え、爽やかな味わいですが、程よい骨格を感じます。余韻は中庸で、果実の旨味と共に、蜂蜜やアミノ酸の旨味、僅かにミネラルから由来する苦味の要素などが現れます。やや熟し気味の優し果実味、蜂蜜やアミノ酸の旨味などがスムーズに広がる印象ですが、綺麗な酸と適度なミネラルを感じ、爽やかで心地よく、しかも程よい骨格を備えたお勧めの日本ワインです。

麦ちゃん評価 3.85+点

※麦ちゃん評価とは?