株式会社 信州たかやまワイナリー Shinshu Takayama Winery
2016年設立、銘醸ブドウ産地高山村待望のワイナリー
信州たかやまワイナリーは長野県北部に位置する高山村に2016年に設立されたワイナリーです。
高山村には1996年に初めてシャルドネが植えられ、それ以降ワイン用ブドウの栽培に村ぐるみで情熱を注いできました。
ワイナリーが設立されるまでは高山村で栽培されたブドウは村外のワイナリーへ供給され、そこで非常に高い評価を受けてきました。
そんな高山村の中で、「いつか自分たちが栽培したブドウで自分たちのワインを造りたい」、という強い想いを持った栽培農家さん達が主体となり、栽培・醸造・販売を一貫して行い、遂に人材育成の場をも兼ね備えたワイナリーが設立されました。地域と農家と醸造家が一体となり質の高いワインを次々と生み出しています。
高山村出身、高山村を知り尽くした栽培のスペシャリスト 代表取締役 涌井一秋氏
高山村に生まれ、高山村のもう一つの名産であるリンゴ栽培に若くから携わります。その後2006年からワイン用ブドウの栽培を開始。ブドウ栽培やワイン作りの研究に取り組む高山村の「ワインぶどう研究会」の2代目会長も努めていました。栽培するブドウの質は非常に高く、高山村を代表するワインの原料ブドウとしても供給されています。高山村のテロワールや気候に精通しており醸造家や周りの農家からの信頼も厚い生産者です。
日本のワイン造りを牽引する醸造のスペシャリスト 醸造家 鷹野永一氏
山梨県に産まれ、山梨大学の発酵生産学科を卒業。山梨県勝沼町とボルドーにてワイン造りに携わり、2015年に高山村役場産業振興課のワイン振興担当に就任。2016年には信州たかやまワイナリーの醸造責任者となります。
「高山村とは不思議な縁がある」と語る鷹野氏。1996年に初めてブドウが高山村に植えられ初収穫を迎えた際、そのブドウを購入したのが当時鷹野氏が在籍していた勝沼のワイナリーで、その醸造を行ったのが鷹野氏でした。高山村のブドウを誰よりも知る醸造家として栽培農家と厚い信頼関係築いています。
醸造家の仕事は、「大切に育てられたブドウをワインという形にして食卓に届けること。」と語り、目指すワインは「食事の中にあり、杯を重ねいつの間にかボトルが空いているワイン」。日本を代表する醸造家が高山村の風土を活かしたワインを生み出しています。
自然の恵みや取り巻く環境全てに「ありがとう」
商品名の「アント」とは地元の方言で「ありがとう」の意味。
高山村生まれの方々は今でも「あんと~」と優しいトーンで語りかけて下さいます。
美味しいブドウを生み出す高山村の気候。
村を上げてワイン用ブドウに情熱を燃している素晴らしい環境。
良い収穫を迎え良いワインがでること。
そして楽しくワインを味わって下さる飲み手の皆様。
すべての取り巻く環境に感謝を込めて「アント」という名前をつけました。