2006年ヴィンテージコメント
(2018年7月2日試飲)
カシス、ブルーベリーなどをを思わせる果実香、ミルキーな風味、ヴァニラ香、チョコレート香、ナッティーな風味、木質香、燻し香、ナツメグ・胡椒などのスパイス香、鉱物を感じるミネラルなどが香ります。口の中に凝縮感あり濃いけれど優しい果実味が豊かに広がります。膨らみがありふくよかで、程よい酸と適度なミネラルを感じ、骨格のしっかりしたメリハリある味わいです。タンニンは強めで、収縮感はありますが荒らしいところはありません。余韻は長く果実の旨味と共に強い苦味が後味に残る印象です。凝縮感があり濃いけれど優しく心地よい果実味が特徴的。収縮感と苦味の要素を強く感じますが、あくまでも柔らかく膨らみがあり余韻の長い上質な1本と言えます。