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アリアニコ デル ヴルトゥーレ ピポリ ヴィニエティ・デル・ヴルトゥーレ

南イタリア・バジリカータでの「ファルネーゼ」の新たなプロジェクト
アリアニコ種の可能性を探求した1本!

2012年ヴィンテージ麦ちゃん評価

3.8~3.85点

アリアニコ デル ヴルトゥーレ ピポリ
ワイン情報
■タイプ
■ボディー やや重
■産地 イタリア バジリカータ州 (Italy)
■等級 DOC
■ぶどう品種 アリアニコ100%
■生産者 ヴィニエティ・デル・ヴルトゥーレ
■熟成・醸造 発酵前に醸しを、4~5度で5日間行う 水平式発酵タンクに入れ、22~24度で発酵 酵母は天然酵母 大樽に移し、マロラクティック発酵 60%をステンレスタンク、40%をバリック(新樽でない)で10ヶ月熟成し、さらに3ヶ月瓶で寝かせる
■アルコール度数 13.0%
麦ちゃん ワインブティックヴァンヴァン

イタリアワイン|アリアニコ デル ヴルトゥーレ ピポリ 2020
赤ワイン ミディアムボディ

当店通常販売価格 ¥ 2,325 税込
  • イタリア
  • 赤ワイン・ミディアムボディー
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在庫数 3
生産者情報

ヴィニエティ・デル・ヴルトゥーレ Vigneti del Vulture

濃厚で柔らかい、衝撃のおいしさ・ファルネーゼがバックアップ

ヴルトゥーレの農協が破産。農家は葡萄を造り続けていましたが、誰も葡萄を買わないので、ファルネーゼが農協に出資することにしました。広大な畑がありますが、そのうち170haを選んでヴィニエティ・デル・ヴルトゥーレを造っています。畑は火山灰土壌で、標高500m以上の高い所にあり、冷涼です。アリアニコは晩熟ですが、成長過程では涼しい気候を好むため、適しています。ワイナリー自体も標高600mにあります。グリーンハーヴェストしています。平均樹齢60年で、中には80年のものもあります。樹が古いので、収穫量はあまり多くありません。晩熟なアリアニコの収穫は11月で、機械を使わず手摘みです。朝の気温は8℃位で、標高900mの場所では、雪が降ることもあります。有名になってきて、葡萄を売りに来るようになりましたが、良い農家とは契約して、農協より高い価格で買い取っています。エノロゴのデニス・ヴェルディッキアは、アブルッツオ出身。2年間アルゼンチンで修行し、アルベルト・アンオトニーニに出合ったのが、参加のきっかけです。ここに来るまでは、アリアニコの醸造をしたことはありませんでしたが、皮の薄さと実際に食べてみて、ピノ・ノワールと同じようにやってみようと思いました。ニュージーランドにいた時に学んだピノ・ノワールの醸造についての知識と経験が役立っています。例えば、皮が薄いためポンプを使うと攻撃的なタンニンが出てしまうので、ピノ・ノワールと同じようにポンプを使わないといった具合です。デニスは、「バジリカータは素晴らしいエリア。アリアニコは非常にポテンシャルの高い葡萄。根が地中深くまで這う品種で、ネッビオーロのような力強さがあり、非常に長く熟成出来る。この農協には十分な広さの畑があり、樹齢の古い樹も多い。やりたいことが何でも出来る。是非畑を見てほしい。」と語っています。

アブルッツォ州に本拠を構えるファルネーゼですが、その展開は南イタリア中心に進められています。今回の「ヴィニエティ・デル・ヴルトゥーレ」は、バジリカータ州ですが、すでに、カンパーニャ州には「ヴェゼーヴォ」があり、プーリア州には「フェウディ・ディ・サン・マルツィアーノ」があります。アリアニコ種はイタリアの地ブドウで、カンパーニャ州とバジリカータ州にて生産されています。色の濃いスパイシーで力強いワインが造られます。カンパーニャ州のDOCGワイン「タウラジ」が有名です。

過去のテイスティングコメント
2012年ヴィンテージコメント (2015年1月27日試飲)

プラムのジャム、アメリカンチェリーのジャムなどを思わせる果実香、ミルキーな風味、カラメル香、燻し香、ナツメグ・胡椒などのスパイス香、鉱物を感じるミネラルなどが豊かに香ります。口の中に程よく濃縮したジャミーな印象の果実味が広がります。比較的豊かな酸を備え、骨格のしっかりした味わいで、タンニンは強めで収縮感があり未だ荒々しいイメージを感じます。余韻はやや長く、果実の旨味と共に、スパイシーな風味やタンニンから由来する収斂性などが残ります。濃縮したジャミーな果実の旨味が豊かに広がる印象ですが、スパイシーで力強く、未だ荒々しいタンニンを感じるヴィンテージです。

麦ちゃん評価 3.8~3.85点
2010年ヴィンテージコメント (2013年2月11日試飲)

干しプラム、プラムのジャムなどを思わせる果実香、鉱物を感じるミネラル、ナツメグなどのスパイス香、僅かにヴァニラ香、カカオの風味などを感じます。口の中に程よく濃縮したジャミーな印象の果実味が広がります。酸は比較的穏やかに感じますが、適度なものがあり、ぼやけた印象はありません。タンニンは強めで、荒々しさは感じないものの苦味の要素を強く感じます。やや残糖分を感じるほどのたっぷりしたジャミーな果実味と、ミネラルとタンニンから由来する苦味の要素が特徴的です。余韻は中庸で、後味に旨味豊かな果実味とミルキーな要素、苦味の要素が残ります。程よく濃縮したジャミーな果実の旨味が素直に広がる非常に豊かなヴィンテージと言えます。

麦ちゃん評価 3.85+点

※麦ちゃん評価とは?