厳選ブドウから造られるスパークリングワインで大人気
イタリア産のスパークリングワイン生産者として、世界中で大人気の「サンテロ」。日本においてもその人気は非常に高く、2008年から2013年まで5年連続で日本で最も売れているイタリア・スパークリングワイン生産者に選ばれました。辛口~甘口まで、品質と価格のバランスが素晴らしいワイン造りが見事に認められており、世界でますますその人気を高めています。
家族のブドウ栽培の歴史は、現在当主のジャンフランコ・サンテロ氏の祖父によって第二次世界大戦中という困難な時期に開始されました。
当時は大変な世界情勢でしたが、地道にブドウ栽培とバルクワインの醸造を専門に行っていました。その後、息子達の時代となり、4人兄弟のレオポルド、レンツォ、アルド、アデリオは自らの手でスパークリング・ワイン専門のブランドを立ち上げたいと、彼らの情熱と起業家精神を集結させ、1958年に現在のワイナリーが位置するサント・ステファノ・ベルボに昔からあったスパークリング・ワインとピエモンテの伝統的な銘柄を専門に製造していたワイナリーを購入しました。
この一大投資後、彼らのワインビジネスへの偉大なる献身的取り組みと柔軟な経営体制から、新しい顧客と新規市場を次々に獲得し、世界的な人気を誇るワイナリーへと成長を果たしました。この当時からマーケットのニーズに耳を傾けるという、顧客満足度を大切にした柔軟な姿勢が生まれました。
その後、1977年に再度大きな投資を行い、その当時では最新鋭の設備を有する醸造所とセラーを建設。敷地面積は全長18,000m以上にも及ぶ巨大ワイナリーであり、アスティの原料となるブドウ品種、モスカートの栽培エリアの中心部にあります。
徹底した品質管理のもと、育てられるブドウ
ワイナリーは、モスカートの栽培エリアの中心的なところにあり、殆どの自社畑と契約農家の畑は、丘陵地の標高の高いところにあります。
これらは地元では非常に品質のよい白ブドウが収穫できることで有名な場所。サンテロのモスカート種を原料とするスパークリングワインの品質が高い理由がここに裏づけされています。やはり高品質なワインを造るには、原料ブドウの品質レベルを見極めることが最も重要。サンテロは条件の良いブドウを選別しているだけではなく、栽培農家の技術の向上にもサポートを行っています。
サンテロ社のブドウを栽培している契約農家はワイナリー設立当時から共に歩んできた協同者達であり、今ではサンテロ社と50年以上付き合ってきた「仲間」。培われた経験と知識により、その栽培技術はとても優れています。次の代になっても、サンテロ社へのブドウ提供者でいたいという世代を超えた信頼。栽培農家の中には年老いた方もおられ、サンテロ社長は自らその農家のもとへ足を運び、常にブドウ農家とのコミュニケーションを大切に考えています。
このようなブドウに対する徹底したこだわりの姿勢が、サンテロのスパークリングワインがコストパフォーマンスに優れている秘密なのです。
アイデアマンの社長、ジャンフランコ氏
常にサンテロのワインを楽しんでくれている消費者のことを第一に考えているジャンフランコ氏。
モダン・スタイルを追求し、常にカッティング・エッジ(最先端)で、スタイリッシュ&ファッショナブルな商品の独創を続けるアーティスト。アイデアが豊富で、良いと思った案をすぐに採用する柔軟性を持っています。
実は日本の文化が大好き、というジャンフランコ氏。とても楽しくユニークでおられ、心温かく素敵な紳士です。
サンテロ社は高品質なスパークリングワインを消費者の皆様へ供給することで、楽しい時間を過ごしてもらえることを第一に考えています。
例えば一部の商品に使用されている「ニコちゃん」コルク。美味しいスパークリングワインを開けて、さらにこんなに楽しい演出があったら嬉しいですよね。
そんな風に喜んでもらえるのが嬉しくて、サンテロ社長であるジャンフランコ氏は日々品質向上に余念がありません!