100年以上の歴史がある農園 カッシーナ ファレッタ
カッシーナ・ファレッタは素晴らしい自然に囲まれた環境でピエモンテ州、アレッサンドロ県のカザーレ・モンフェッラートの丘の外れに位置しています。設立は1881年でワイナリーには設立当時の年号が陶器の皿に刻まれており現在も大切に保管されております。伝統的に受け継がれてきたワイナリーの歴史は、土地の歴史、家族の歴史、農家の歴史で現オーナーであるジョヴァンニとエレナの祖父母の代から代々受け継がれてきました。
ワイナリーは自然環境に配慮したサステイナビリティーの信念のもと造られています。屋根には太陽光パネルを設置し、加熱・冷却、地熱探査機、床下の熱放射パネルのエネルギーを太陽光からまかなっています。
ワインは全て、ワイナリーが所有している自社畑から造られます。古くからあるブドウ畑はバルベーラを植えてありますが若い畑も多くあり、国際品種を中心にシャルドネやピノ・ノワール、シラーなどを栽培、醸造しています。近年人気がある瓶内二次発酵の泡にも挑戦するなど国際色豊かなワインを造っています。中でもシャルドネから造られるワイン、「ミリーチェ ピエモンテ シャルドネ」は品質が高く、ブリッコ・デル・マンドーロと呼ばれる単一畑のブドウを使用しています。ドライフルーツやピーチの香りが豊かに広がります。さらに樽熟成によるバターやバニラの香りも感じられ複雑でふくよかな香りが広がる素晴らしいワインに仕上がっています。
【ファレッタのロゴ、3本のライフル】
ファレッタのロゴは3本のライフルが交差するデザインになっています。これは、近年ワイナリーが改装された際に、隠し部屋から3本のライフルが見つかったことが由来です。ライフルはカルカノM91と呼ばれるもので発見された時は1947年の新聞紙に包まれ6.5mm口径の弾丸が装てんされていました。第一次世界大戦から第二次世界大戦に至るまで50年近くイタリア陸軍の主力な兵器として知られており、歴史を語る貴重なもののため、今でもワイナリーに大切に保管されています。