リローヴェ
ジュゼッペ ガッバス
イタリア・サルデーニャ島の家族経営のワイナリー
土着品種カンノナウ種による穏やかで柔らかくボリュームある逸品!
ジャミーでチャーミングな果実味が
心地よい複雑味を伴い素直に広がります。
綺麗で穏やかな酸を感じ、膨らみがあり
余韻の長い、基本的には繊細で柔らかいヴィンテージです。
ジュゼッペ ガッバス GIUSEPPE GABBAS
ジュゼッペ・ガッバスは、サルデーニャの州都カリアリから、北に120kmの内陸に位置する町ヌーオロで1974年より親子2代にわたりワイン造りを続けている家族経営の生産者です。ヌーオロは古くはラ・バルバジア(野蛮人の地)と呼ばれ、その昔、海外からの侵入に備え、屈強な人々が暮らしていた山岳都市です。ワイナリーはスプラモンテの麓の谷間、標高240~350mの所に位置します。穏やかな丘の斜面でカンノナウを中心に栽培しています。とても日照量が豊富で、土壌はとても深い花崗岩質です。夏は海から爽やかな海風が吹くために、穏やかな地中海性気候に恵まれ、ブドウがゆっくりと熟成することができます。また山岳地帯なので昼夜間の温度差が大きく、アロマティックな葡萄が出来ます。更に、葡萄に対しては理想的な環境の為、殺虫剤を殆どつかわず、伝統的な物だけを使用しています。畑仕事では特に芽数、間引きなどを特に注意し、低収量をキープしています。醸造面では他所ではあまり行なわれていなかった長いマセラシオンを実践。ジュゼッペはこの土地と、この土地の土着品種をこよなく愛しており、テロワールの個性が反映されるようなワイン造りを目指しています。コンサルタントにはロレンツォ・ランディを起用。ロレンツォ・ランディはトスカーナ出身で、ピサ大学農業学部を主席で卒業し、ボルドー、ブルゴーニュなどで醸造を経験した後、コンサルタントとして各地を飛び回る若き醸造家です。