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フォルテ・インカント
サリーチェ・サレンティーノ フォルテ・インカント(ロッカ・ディ・モリ)

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イタリアで麦ちゃん一押し!「ロッカ・ディ・モリ」
南イタリア・プーリアの家族経営の生産者による掘り出し物
ネグロアマーロ種とマルヴァジア ネーラ種によるお買い得赤ワイン!

2019年ヴィンテージ麦ちゃん評価

3.85+点

ワイン情報
■タイプ
■ボディー やや重
■産地 イタリア プーリア(Italy)
■等級 サリーチェ サレンティーノDOC
■ぶどう品種 ネグロアマーロ80% マルヴァジア ネーラ20% 
■生産者 フォルテ・インカント(ロッカ・ディ・モリ)
■熟成・醸造 温度管理の下、スロヴェニアの大樽で30~45日醗酵 スロヴェニアの大樽で3ヶ月熟成
■アルコール度数 14.0%

ワインブティックヴァンヴァン本店【会員特別価格商品】

イタリアワイン|フォルテ・インカント サリーチェ・サレンティーノ 2021 ロッカ・ディ・モリ
赤ワイン ミディアムボディー

当店通常販売価格 ¥ 1,545 税込
会員特別価格 ¥ 1,525 税込
  • イタリア
  • 赤ワイン・ミディアムボディー
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在庫数 7
南イタリア・プーリア州は長靴のカカトにあたる地域です。
生産者情報

ロッカ・ディ・モリ Rocca dei Mori

D.O.C.コペルティーノの中の、モンテローニ・ディ・レッチェにある全くの家族経営の生産者です。ワイン造りの歴史は1870年に遡ります。二代目が施設を新設し、畑をおこしました。さらに三代目が1960年に会社を設立し、1975年には瓶詰め装置を導入して、ワインの元詰めと自社ブランドのラベルの使用を開始しました。 1995年からは、葡萄園を増やしワイン造りや熟成の最新技術を駆使することにより、世界中へ輸出を始め、成功を収めました。現在、兄が社長、弟がエノロゴで、この二人を中心に7人で構成しています。新しいヴィンテージへの切り替わりが比較的遅く、しかも熟成がゆっくり進んでいくのは、熟成出来るワインを造ろうとしているからです。そのために、収穫から醗酵まで全ての過程でそうなるようにしています。

所有する自社畑は50haで、内訳は35%がコペルティーノ、25%がスクインツァーノ、その他となっています。さらに80haのアグノロモ指導の契約農家からの買い取り葡萄を使用しています。単に葡萄を買うというより土地を借りて葡萄を造ってもらうというイメージで、1kg幾らではなく、1ha幾らという単位で買い取ります。プーリアは元々雨が少なく乾燥しているので、農薬は雨の多い年には使用しますが、それ以外は何も使いません。葡萄は1本の樹に2~3房しか付けません。収穫は夜中か早朝に100%手摘みで行い、良い葡萄のみ箱に入れます。収穫量は法定収穫量の1/3の30hl/haです。葡萄を食べるとジャムの味がします。また、三角形のタンクを使用し、タンクの上部を開けておきます。

プリミティーヴォはたくましい葡萄なので、天然偶発酵母を使用。ネグロアマーロはデリケートなので、酸化したようなニュアンスにならないよう天然人工酵母を使います。醗酵中も醗酵が終わっても、ポンプでピジャージュを行います。マセラシオンは長く、1ヶ月以上になることもあります。印象的な香りは、酵母によるものです。長い発酵、熟成をするといろいろな力を溜め込むので、それを除去してしまうフィルターは使いません。また、バリックから瓶詰めするとショックを受けるので、一度大きな樽に入れてからボトリングします。品質へのこだわりはコルクにも現れており、コルク会社が造る最高の規格のものだけを使っています(通常の5~10倍の価格)。また漂白しないため、コルクの色が悪く見えます。その年の作柄によって、造るワインを変えています。良いヴィンテージのみ上のクラスのワインを造り、そうでない年はオンリイ・ロッソを造ります。格下げや生産量を減らす生産者はいますが、ここまで徹底した生産者は他に知りません。

訪問して印象的だったのは、「良いワインを造ることは重要だが、人の印象に残るワインを造りたい。10人中9人に嫌われてもいいから、ロッカ・デイ・モリだと分かってもらえるワインをめざしたい。」という言葉でした。ちなみに、「ロッカ・デイ・モリ」とは、「トルコ人の大きな石」という意味で、オスマントルコが攻めて来た際の首切り台の石のことです。また、ワイン名のブリアコやウイリエーザは、父親の代から使っていて、名前とデザインは昔ユーゴスラビア人に頼んだため、意味は誰も知らないとのことでした。(インポータの資料を抜粋)

過去のテイスティングコメント
2019年ヴィンテージコメント (2022年9月24日試飲)

プラム、アメリカンチェリーのジャムを思わせる果実香、スミレの花、カラメル香、黒糖、胡椒などのスパイス香などが香ります。口の中のアメリンチェリーやプラムをイメージする濃縮感ある果実味がスパイスの風味を心地よく伴い豊かに広がります。比較的豊かな酸とミネラルに富み、ボリュームがあり、しっかりした骨格を備えています。タンニンはやや強く収縮感ありますが、荒々しいところはありません。余韻は長く、果実のたっぷりな旨味が後味に残ります。アメリカンチェリーやプラムなどをイメージするジャミーで濃縮感ある甘酸っぱい果実味が素直に広がり、スパイシーでボリュームがあり、しっかりした骨格を備えたバランス良くまとまったヴィンテージです。

麦ちゃん評価 3.85+点
お料理バナー

ミートソーススパゲッティ、鶏手羽元と卵の甘辛煮、豚肉とナスの味噌炒め、照り焼きチキン

2017年ヴィンテージコメント (2020年8月14日試飲)

プラムのジャム、アメリカンチェリーのジャムなどを思わせる果実香、黒糖、カラメル香、ミルキーな風味、発酵食品香、胡椒などのスパイス香、鉱物を感じるミネラルなどが複雑に香ります。口の中に濃縮したジャミーな果実味が香りから想像するような複雑味を伴い豊かに広がります。程よい酸とミネラルに富み、メリハリがありしっかりした骨格を備えています。タンニンはやや強めで収縮感はありますが荒々しいところはありません。余韻は長く、果実の旨味が後味にも長く残ります。豊潤な香りに包まれ、濃縮した旨味豊かでジャミーな果実味がたっぷり広がり、力強く、しっかりした骨格を備えたヴィンテージです。

麦ちゃん評価 3.85+点
2015年ヴィンテージコメント (2017年4月13日試飲)

ブルーベリー、アメリカンチェリーのジャムを思わせる果実香、ミルキーな風味、ナツメグ・シナモンなどのスパイス香、僅かに鉱物を感じるミネラルなどが香ります。口の中に凝縮感のある濃い果実味が広がります。比較的豊かな酸とミネラに富み、骨格のしっかりした味わいです。タンニンはやや強めで収縮感はあるもののあくまでもシルキーで柔らかい印象です。余韻は長く、果実の旨みと共に、僅かに苦味の要素が現れます。ジャミーで旨み豊かな凝縮感ある果実味が心地よく広がり、スパイシーでミネラルに富み、力強さも備えた、バランス良いヴィンテージと言えます。非常にお買い得なサリーチェ・サレンティーノです。

麦ちゃん評価 3.85+点
2014年ヴィンテージコメント (2015年12月3日試飲)

乾燥プラム、熟したプラムなどを思わせる果実香、鉱物を感じるミネラル、ナツメグ・胡椒などのスパイス香、古びた樽のイメージ、大地のイメージなどを感じます。口の中に程よい凝縮感のある果実味が広がります。比較的豊かな酸とミネラルを感じ、しっかりとした骨格を備えています。適度なタンニンがあり、やや収縮感はあるものの荒々しさはなく、あくまでもシルキーです。余韻は中庸で、果実の旨味と共に、タンニンとミネラルから由来する苦味の要素が現れます。豊かなミネラルと古びた樽のニュアンスが特徴的。ミディアムボディーですが、しっかりとした骨格を備え、力強さも感じるヴィンテージです。

麦ちゃん評価 3.85点
2012年ヴィンテージコメント (2015年10月27日試飲)

カシス、干しプラムなどを思わせる果実香、燻し香、カラメル香、鉱物を感じるミネラル、ナツメグ・胡椒などのスパイス香、大地のイメージなどを感じます。口の中に程よい濃縮感のある果実味が広がります。比較的豊かな酸を備え、ミネラルに富み、骨格のしっかりした味わいです。タンニンはやや強めですが、尖ったところはなく、荒々しいイメージはありません。余韻は中庸で果実の旨味と共に僅かに苦味と収斂性が現れます。鉱物を感じるミネラルやスパイスの風味を強めに感じ、適度に濃縮した果実味が広がるミディアムボディーですが力強さも備えた1本です。

麦ちゃん評価 3.85+点

※麦ちゃん評価とは?