南イタリアでも格段にリーズナブルでコストパフォーマンスに優れたワインを提供していることで大人気の生産者です。プーリアのサレント半島に、公爵として門を構え、500年にわたるワイン造りの歴史をもち、古くからフランスやイギリスとの貿易を行ってきた由緒あるワイナリーです。現在のワイナリーは、より高い品質のワイン造りを目指して、アルチビアーデ・ゼッカにより1935年に設立されたものです。
サレント半島に所有する4つのエステートの、土壌などを徹底的に分析し、それぞれの土地に最適な葡萄を栽培しています。プリミティーヴォ、ネグロアマーロ、マルヴァージアといった南イタリアならではの土着品種の魅力を最大限に生かすと共に、カベルネ・ソーヴィニョン、シャルドネといった世界的品種の栽培にも力を入れています。また、近代的な機械化のプロセスも積極的に取り入れてコストパフォーマンスに優れた高品質なワイン造りを行っています。
大量消費ワインの生産から高品質プレミアムワインを生み出す地域へと変貌を遂げつつあるプーリアにおいて、コンティ・ゼッカはリーダー的存在と言えます。