リンゴ、ピーチなどを思わせる果実香、ハチミツ香、僅かにオイリーな風味、白い花をイメージするフローラルな香り、石灰質を感じるミネラルなどが香ります。口の中にフレッシュな果実味が豊かに広がります。比較的強くハッキリした綺麗な酸とミネラルに富み、爽やかで透明感ありますが、メリハリがある味わいです。余韻は中庸で果実の旨味と共に僅かに現れる収斂性が心地良く感じられます。フレッシュで綺麗な果実味が心地よく広がり、爽やかで透明感あり、バランス良くまとまったヴィンテージです。
2013年ヴィンテージコメント
(2016年6月22日試飲)
リンゴ、アンズなどを思わせる果実香、蜂蜜香、白い花、石灰質・貝殻を感じる強いミネラル感、オイリーな風味、僅かにハーブ・青草のイメージなどが香ります。口の中に旨味の要素が濃いフレッシュな果実味が広がると共に、蜂蜜を思わせる旨味が併せて膨らみます。比較的豊かなはっきりした酸とミネラルに富み、旨味豊かな味わいですが、爽やかで、しかもしっかりした骨格を感じます。余韻はやや長く、後味にミネラルと酸から由来する苦味と収斂性が現れます。ミネラル感とオイリーな風味を強く意識し、リンゴや蜂蜜を思わせる旨味が豊かに広がりますが、爽やかで、しかもしっかりとした骨格を感じるリースリングらしい1本です。
2012年ヴィンテージコメント
(2014年10月6日試飲)
青リンゴ、洋ナシなどを思わせる果実香、コンポート、蜂蜜香、オイリーな風味、僅かにハーブのニュアンス、石灰質を感じるミネラルなどが香ります。口の中に香りから感じるイメージより熟した印象の果実味が広がります。比較的強く、キリッとし、はっきりした酸を備え、爽やかでしかもミネラル感に富み、骨格のしっかりした味わいです。余韻は中庸で、果実の旨みと共に、蜂蜜を思わせる旨味、強い酸とミネラルから由来する収斂性などが現れます。キリッとし、はっきりした酸と旨味の要素が濃い果実味が特徴的な爽やかでしかもミネラル感に富み骨格のしっかりした良質なドイツの辛口白ワインと言えます。