G.H.マーテル G.H.MARTEL
1869年に設立されたシャンパーニュ地方の老舗メゾン、G.H.マーテル社
ラブノー家が所有する1869年に設立されたシャンパーニュ地方の老舗メゾンです。現在自社で所有する畑は200haで、世界売り上げシェアは第5位を誇ります。この「コント・ド・ラモット」はエルネスト・ラブノー氏が60年前から手掛けているブランドで、ラブノー家の52区画の高品質なぶどうのみをセレクトして造られます。
現在では、小規模ながら優良生産者7社(Paul Louis Martin、Charles Orban、Comte de Noironなど)を傘下に収め、大手生産者と肩を並べる規模のメゾンを確立。年間200万ボトルを生産し、グループとしてフランス国内売上No.1のシャンパーニュ・ブランドという目覚しい躍進を遂げています。このメゾンは規模が大きいだけでなく、造られるシャンパーニュはどれも高品質として知られ、かつては高級フレンチとして知られる有名レストラン"マキシム・ド・パリ"のハウス・シャンパーニュとして採用されていた実績や、フランスで最も影響力あるワインガイド誌"ギィ・ド・アシェット"にもマーテル社のシャンパーニュが掲載されています。
ガルデ社 Gardet
25年間シャンパンハウスの支配人として修行した創設者のシャルル・ガルデ氏(1870-1913)により、1895年にランス市のモンターニュ・ド・ランス地区に独自のブランドを生み出すため、ガルデ社は設立されました。何世代にも渡って家族経営を続けており、昔ながらの伝統を重んじる職人気質は現代にも引き継がれています。高品質のキュヴェを生み出すことが第一、という100年来の基本方針を尊重しているシャンパンハウスです。
ギ・チボー(レコルタン・マニュピュラン) GUY THIBAUT
シャンパーニュ地方、モンターニュ・ド・ランス地区のヴェルズネイ村に本拠を構えるレコルタン・マニュピュランです。ヴェルズネイ村はピノ・ノワールの栽培適地として知られており、シャルドネ主体のシャンパーニュに比べ、膨らみある肉厚の豊かなシャンパーニュが生まれます。家族経営の小さな生産者で、全てのアイテムを含めても年間18,000本の生産量でしかありません。ですからあまり世界的には知られていない掘り出し物的なシャンパーニュと言えます。1955年の創業と比較的新しいシャンパン・ハウスですが、現在は創業者のギ・チボー氏の甥にあたるクリストフ・レリッシュ氏が醸造を行っています。長男のクロード・チボー氏は現在アメリカ・ヴァージア州でスパークリングワインを造っています。