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シャトー ジュクラリー
キュヴェ・レ・ザマンディエ
シャトー ジュクラリー
南フランスのワインの特徴である明るい果実味と
ボルドーワインのような豊かなコクを合わせ持つワイン!
樽熟成から由来する旨味を伴った凝縮した濃い果実味が素直に広がる印象のモダンな1本。
未だ荒々しいタンニンを感じ、力強く骨太で、飲み応えあるヴィンテージです。

麦ちゃん評価:3.9点


シャトー ジュクラリー CHATEAU JOUCLARY

ランドック最西端の地。南フランスとボルドーの魅力を合わせ持つワイン
シャトー・ド・ジュクラリーは、カルカッソンヌ出身のロベール・ジアネジニィ氏が1969年にワイナリーを購入しスタートしました。ワイナリーの歴史は古く、1530年に領事であったギヨーム・ド・ジュグラリーによって設立されました。カルカッソンヌの10km北のカバルデスに位置しています。標高100mほどの高台にある畑は、石灰質土壌で小石が多く、造られるワインは大変凝縮された味わいのものとなります。南フランスのワインの特徴である明るい果実味と、ボルドーワインのような豊かなコクを合わせ持つ期待を裏切らないワイン造りをしているシャトーです。

1999年にAOCに認定された、ラングドック最西端の地。地中海性気候の影響が弱まり、大西洋の影響が強くなる地域で、品種もラングドックのものだけでなくボルドー品種であるカベルネソーヴィニヨンやメルローが認められています。ジアネジニィ氏は、カバルデスで初めてメルロ、カベルネソーヴィニヨン、カベルネフランを植えた人物です。強い石灰成分と小石の多い土壌もこの地の特徴のひとつです。

内陸から海から、と始終風が吹き、ワインにはVTによる差があまりでないのがこのエリアのワインの特徴で、シャトーでは、醸しを長めに行い、ブドウのエキス分を十分抽出してしっかりした味わいのワインを造っています。 樽の風味も心地よい、南フランスとボルドーの両方の魅力を合わせ持つような華やかなワインを毎年生み出しています。

商品画像

樽熟成から由来する旨味を伴った凝縮した濃い果実味が素直に広がる印象のモダンな1本と言えますが、未だ荒々しいタンニンを感じ、
力強く骨太で飲み応えあるヴィンテージです。
フランスワイン|シャトー ジュクラリー キュヴェ・レ・ザマンディエ 2010
赤ワイン フルボディー

当店通常販売価格 ¥ 1,564 税込
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■タイプ
■ボディー
■産地 フランス ラングドック・ルーション (France)
■等級 AC カバルデス
■ぶどう品種 メルロ50%・シラー30%・グルナッシュ20%
■生産者 シャトー ジュクラリー
■熟成・醸造 アリエ産の小樽で1年~1年半熟成 マロラクティック発酵有
■アルコール度数 14.0%


麦ちゃんテイスティングコメント (2015年2月11日試飲)

カシス・ブラックベリーなどを思わせる果実香、ミルキーな風味、ヴァニラ香、ナッティーな風味、カカオやチョコレートの風味、木質香、胡椒などスパイス香、大地のイメージなど複雜に豊かに香ります。口の中に樽熟成から由来する旨味を伴った凝縮した濃い果実味が広がります。アルコールを強めに感じ、ボリュームがあり、程よい酸を備え、骨格のしっかりした味わいです。タンニンは強く、収縮するものを感じ、やや荒々しい印象ですが、尖ったところはありません。骨太で力強く、飲み応えありますが、旨味の要素は素直に広がるイメージで、どちらかと言うとモダンなイメージの味わいです。余韻は長く、果実の旨味と共に、樽熟成から由来するカカオやナッツの風味、タンニンから由来する苦味と収斂性が現れます。樽熟成から由来する旨味を伴った凝縮した濃い果実味が素直に広がる印象のモダンな1本と言えますが、未だ荒々しいタンニンを感じ、力強く骨太で、飲み応えあるヴィンテージです。

麦ちゃん評価 3.9点  ※麦ちゃん評価とは?

2006年ヴィンテージコメント

カシス、ブラックベリーなどの色の濃い果実香、ヴァニラ香、ミルキーな要素、燻し香、樽から由来する木質香、大地や埃のイメージなど複雑に豊かに香ります。口当たりは意外にスムーズに感じますが、次第に濃縮した豊かな果実味が現われます。適度な酸味があり、タンニンは強めですが丸いイメージで尖ったところはありません。僅かに収縮するものが後味に残ります。ミディアムボディーで柔らかく、しかも力強さも持ち合わせた味わいです。余韻も中庸で、バランス良くまとまっています。後味に残るビターチョコレートのような苦味が心地よく感じられます。どことなく、複雑で単純ではない味わいは、どことなくボルドーワインを思わせます。