シャブリ
ドメーヌ・イヴォン・エ・ローラン・ヴォコレ
葡萄の平均樹齢は45年!
シャブリらしい骨格を備え、完熟果実の旨味が膨らみます
黄桃やリンゴを意識するよく熟した果実味
強くハッキリした酸とミネラル感、膨らみがありふくよかです。
一本芯の通った骨格 備えた上質なシャブリと言えます。
ドメーヌ・イヴォン・エ・ローラン・ヴォコレ
Domaine Yvon&Laurent VOCORET
ヴォコレ家はシャブリ村から13kmほど北に位置するマリニー村でワイン造りをしています。ヴォコレのワイン造りは伝統的、つねに純粋、ピュアなワインを目指しています。ワイン造りの哲学は、「テロワール、ヴィンテージの特徴、そしてアペラシオンの個性を尊重すること」とイヴォンは話してくれました。葡萄の平均樹齢は45年。全体の50%が樹齢40年以上のもの、全体の20%が最も樹齢の高い78年の葡萄です。収量は60hl/ha、植密度6,000本/haです。土壌に石が多く、硬いため畝と畝の間に草は生やしていません。できるだけ自然なままのワイン造りを目指しており、ボトリングの際、冷却処理をしていませんので、ワインに酒石が見られることがあります。瓶詰は月の満ち欠けのタイミングで行います。2016年4月にドメーヌを訪問した際、最新ヴィンテージのワインの他に、古いヴィンテージのもの(’88VT、’76VT)をいくつか試飲させていだだき、ヴィンテージによっては25~40年と、美しく熟成することが出来ることを知りました。ヴォコレスタイルと言える長熟を可能しているのは、ワインにとって絶対的存在の酒石を落とさないこと。そして、しっかり完熟を待って収穫し、完璧なアロマと熟度を求めているからです。「すべての年がこのように熟成できるわけではないが、糖分と酸のバランスだ。」とイヴォンは話していました。