メンバーは、各自の畑は自分で管理し、最も良い葡萄約1/3をドメーヌ名で出荷、1/3は組合名で瓶詰めし、残りはネゴシアンに売ってしまいます。ドメーヌ ダンデゾンもこの栽培者組合に加盟しています。全葡萄は個々に管理しますが、設備は共有し、負担を分担させています。選別酵母やろ過、清澄などのワインを損ねる総ての技術は使用せず、果実味と土壌の可能性を生かすように醸造しています。最近では、クーリングシステム(冷却装置)を導入し、またコンクリートの内壁がワインに対して直接触れないようにカバーを施しました。容量としては8,000hlの収納が可能です。タンクは27本あります。注意したことはタンクの容量を大きくしないということです。ステンレスタンクとコンクリートタンクを使います。20~22度で醗酵。マセラシオンは、2~3週間かけ、1日1回30分程ルモンタージュします。ピジャージュも行います。マロラクティック発酵後、澱引き。通常はタンクで6ヶ月熟成させます。赤は無濾過、無清澄。ワインの特徴はシラーで、ラ グラナッチャ以外の全てのコート デュ ローヌの赤ワインにシラーをブレンドしています。