2017年ヴィンテージコメント
(2019年2月21日試飲)
リンゴ、アンズなどを思わせる果実香、ハチミツ香、フリンティーな風味、石灰質を感じるミネラルなどが香ります。口の中によく熟したピュアな果実味が豊かに広がります。次第にアミノ酸を意識する旨味が現れる印象です。比較的強い綺麗な酸とミネラルに富み、メリハリがあり、しっかりした骨格を感じます。余韻は長く果実の旨味と共に僅かに残る苦味と収斂性が心地よく残ります。よく熟した旨味の要素が強いピュアな果実味がストレートに飛び込んでくる印象の膨らみがあり、しっりした骨格を感じる、一本芯の通ったアンオークのシャルドネのお手本のような1本です。