マコン・ レクスプレッション・デュ・シャルドネ
ドメーヌ・サント・バルブ
ワインブティックヴァンヴァン本店【会員特別価格商品】
マコネー地区のリーダー的存在、自然派生産者が手掛ける
強いミネラル感が特徴的なフレッシュなブルゴーニュの白ワイン!
強いミネラルを意識し、フレッシュな果実味が豊かに膨らみ、
メリハリがあり、骨格のしっかりした味わいです。
未だ硬い印象ですが、今後の熟成により、さらに向上すると確信する逸品です。
ドメーヌ・サント・バルブ Domaine Sainte Barbe
マコネー地区のトップに一躍踊り出た若手生産者
ドメーヌ・サント・バルブは、現当主のジャン・マリー・シャラン氏が2001年に父のドメーヌであるドメーヌ・デ・シャゼルから独立する形で設立されました。本来であれば父親のドメーヌ・デ・シャゼルを引き継ぐはずでしたが、有機栽培に興味があった彼は独自の考えでワイン造りをしたいと自身のドメーヌを創設。当初からビオディナミやビオロジックといった有機栽培を実践、2003年にはエコセール認証を取得し、2006年にはヴィレ・クレッセの地で一番最初となるビオロジックの認証を取得(Certifie Agriculture Biologique 通称ABマーク)しています。彼が独立した2001年から急激に品質が向上し高い注目を集めるようになりました。ヴィレ村のブドウ農家・3代目として生まれ育ったジャン・マリー・シャラン氏。バカロレア(大学入学資格)のあと、シャンパーニュのアヴィズにて醸造学を修め、その後家族経営の小さいドメーヌにて1年間の研修を行います。さらにその後、兵役(怪我人を手当てする部隊に所属)を務め、3ヶ月間シャトーヌフ・デュ・パプにあるドメーヌ・サン・ブノワ、オーストラリアのメルボルンとアデレードの間にあるハーディ・ストーン・ヘヴン・ヴィンヤードにて4ヶ月間のインターン・シップを経験し、2001年1月にブルゴーニュに戻り、自分のワイナリーを設立することになりました。ジャン・マリー・シャラン氏は、「僕がワインを造るのではない、自分はテロワールの表現者なんだ」と語ります。「戦後、僕が生まれた地は経済的に弱く、テロワールの概念はあっても協同組合が力を持っていて、テロワールごとにワインを醸造することはできなかった。でも僕はこの地のテロワールを表現したいんだ」とも。彼の造る力強くも透明感があり、上品な酸とミネラル感のバランスが絶妙な白ワインは、彼の哲学によって土地のテロワールが表現された結果なのです。マコネからヴィレ・クレッセは昔は海の底だったといわれています。海の底といえば、シャブリのキメリジャン土壌が有名です。サント・バルブが所有している畑の土壌も同様の特徴をもっており、牡蠣の化石やムール貝の化石、さらにはアンモナイトの化石も出てくる非常に石灰質に富んだ土壌です。テロワールの表現者であるサント・バルブの上品なミネラル感は、この土壌に由来しています。現在ではマコネ村の若手生産者のリーダー的存在となった彼は、温厚かつ茶目っ気のある性格で愛すべき人柄です。