古代、海の底だった粘土白亜質の畑は貝殻の化石だらけ。
”オー・マラン”はまさに太古の海からの贈り物!
およそ100年前から、ガスコーニュの地でブドウ栽培に情熱を注いできたプラタヴィエラ&ジュジェルネール・ファミリー。並外れたテロワールのおかげで、エレガントなワインを幅広いレンジで生産し、成功を収めてきました。1920年スイス人の醸造家ジャン・フランソワ・モレルがガスコーニュに移住、10haの畑を購入し、1960年ファミリーの3世代目、デニス&ジャン・ジュジェルネール夫妻がセラーを建設、ブドウ畑も拡張。経営に加わった息子のフィリップ・ジュジェルネールは、今や一日中畑にいるといっても過言ではありません。1988年娘のエリザベス・プラタヴィエラもワイン造りの情熱を受け継ぎ、栽培醸造家となり、家族みんなで力を合わせ、畑を160haにまで拡張。2003年ドメーヌ・ド・メナールの名で最初の自社瓶詰めをおこないました。現在“ドメーヌ・ド・メナール”、“ドメーヌ・オー・マラン”、“シャトー・ド・メナール”の3つのブランド名で年間130万本のワインを生産し、そのうち50%は輸出されており、新たな市場で名を上げるため、規模を拡大し発展を続けています。
ドメーヌは“巡礼の道”として有名な“ル・ピュイの道”(フランスからスペインのサンチャゴ・デ・コンポステラへ至る4つの街道の一つ)に面したバ・アルマニャックの中心地にあり、 美しいガスコーニュの風景に溶け込んだワイナリーは面積約160ha。全てIGP コート・ド・ガスコーニュに属しています。ブドウ畑は非常に貴重な古代からのテロワールに恵まれている。2300万年前、この辺り一帯は海の底だったので、土壌には貝殻の化石が頻繁にみられる。コロンバール、ユニ・ブラン、ソーヴィニヨン・ブランは粘土白亜石土壌で育てられ、さわやかな辛口白ワインとなり、一方、プティ・マンサン、グロ・マンサンは深い砂質土壌で育ち、過熟状態まで待ってから収穫されるため、エレガントな甘口ワインとなります。