オー・バージュ・リベラルは、18世紀から続く歴史あるシャトー。所有する畑はポイヤックの南、バージュの丘に位置し、メインの区画は、なんとシャトー・ラトゥールの畑に隣接。他の区画もシャトー・ピション・ラランドの隣やシャトー・グラン・ピュイ・ラコストの近くと、非常に立地条件に恵まれています。1960年にシャトー・ポンテ・カネを所有していたクルーズ家に買い取られ、畑のブドウを全て植え替え、大々的な設備投資を行いました。1975年以降、品質の高さをうかがわせる成功作を次々と生み出し、1983年にシャトー・シャス・スプリーンなどを経営しているヴィラー家に売却。ヴィラー家が行った革新的な設備改造や、クルーズ家が植え替えたブドウの樹が円熟のときを迎え、より品質が向上したことで近年評価が上がってきています。