厳しい審査で知られるパリ農業コンクールで、金賞に輝き続けるワイナリー。
ヴィニュロン・ド・ビュゼはフランス南西部にあるワイン協同組合です。1953年に設立し、県内の27ヶ村、1800haの畑で184人のワイン生産者と95人の従業員が協力してブドウ栽培を行っています。1973年には組合の推進力により地域はAOCビュゼに指定されました。2004年に最初のアグリコンファイナンス認証を取得すると、すべての合成化学物質の投入を排除し、土壌の保護、環境、経済、社会を問わず、地域にプラスの影響を与えることを目的として、人と自然を尊重するワインを生み出しています。
有機肥料、ミツバチの保護、太陽光発電など世界基準で認められている高い「環境保護」実績
ビュゼは有機肥料を100%使用し、ミツバチの保護活動、太陽光発電への積極的投資を行うなど「環境保護」に力を入れています。また、フランス政府の外郭団体であるAFAQが行ってる、いかに環境を大事に考えて操業しているかのランキングで「2位」を受賞。アメリカのBRITでは「最も地球環境に配慮した活動をしているワイナリー」のトップ賞も獲得しています。
オーガニックワイン、亜硫酸塩不使用ワイン自然だけでなく、人にも優しいワインづくりを推奨
現在、所有する畑の95%で有機ブドウ園の認証を終えており、生産しているワインの一部は国際認証を受けています。亜硫酸塩の使用量を極力下げていくことを社内で義務化することで、自然環境だけでなく、健康にも配慮した高い品質のワインを生み出しています。
その品質の高さからは信じられないようなリーズナブルな価格で市場を驚かせるフランス、シュッド・ウエスト地方ビュゼ。ボルドーの南東、ガロンヌ河の左岸に位置するビュゼのワインは古くからボルドーのワイン商たちを魅了し、彼らを通じてヨーロッパ全土へ輸出されてきました。そのビュゼで最も信頼の厚い生産者組合であるこのワイナリーは、非常に厳しい審査で知られるパリ農業コンクールで毎年金賞を獲得する実力派です。