素晴らしい品質とコストパフォーマンスが魅力
1995年に設立された現在10人の構成員からなる小規模な生産者共同組合です。リラックの約10km南に位置しています。自分の畑はそれぞれ自分で管理し、最も良い葡萄1/3を自らのドメーヌ名で出荷し、1/3を組合名で瓶詰めし、残りはネゴシアンに売ってしまいます。会員全員が「Terras Vitis」と呼ばれる農薬や除草剤を使わない農法で葡萄栽培を行っています。葡萄は個々に管理されますが、設備は共有し、負担を分担することによって、コストパフォーマンス抜群のワインが生産されます。選別酵母や濾過、清澄などのワインを損ねる技術は使用せず、果実味と土壌の可能性を生かすように醸造しています。当店取り扱いのドメーヌ・ダンデゾンもこの組合のメンバーです。
キュヴェ・デ・ガレについて
組合の5人の生産者の葡萄をブレンドしています。エステザルグ村の南隣にあるテジエ村の土壌は粘土質土壌で、興味深いワインを造る畑です。しかし、1987年に法律が変わりA.O.C.ローヌは石か岩の土壌しか認可されなくなったため、認可が下りなくなりI.G.P.となりました。85hL/haの認可ですが、60hL/haまで収穫量を抑えています。グルナッシュとカリニャンを混醸しています。10~15日間、22~24度に温度管理しながらマセラシオンします。通常は6ヶ月タンク熟成させています。ブラックチェリーのようなフルーティな果実味があり、しっかりとした飲みごたえのある味わいです。フランスのワインショップで人気のアイテムです。